水曜日, 2月 01, 2012

経済ナショナリズム

中野剛志著「国力とは何か」示唆に富む快著。経済自由主義破綻は明確。改めて国民国家の視点にたって処方箋を作る必要を痛感。国債に内国債と外国債あり:前者なら財政破綻無縁と論旨明快。民営化されたケインズ主義米国住宅バブル。それも崩壊。緊縮一方の財政再建に成功なし:政府日銀出動で民間マネー不足を補てんするのが正解。民主増税は必ず行き詰まる。下手な経済学者よりも数等しっかりした処方箋を繰り出す政治経済哲学。現在求められているのはこうした目に鱗の示唆だ。

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