金曜日, 8月 31, 2007
BBCフィルハーモニック
NHKFMで指揮ジャナンドレア・ノセダによるプリムス2007公演を聴く。ベートーベン交響曲8番・ベルクの歌曲・ルネ・フレミング・ソプラノ・シューマン交響曲2番:爽やかな好演。同オーケストラのベートーベン交響曲全曲演奏の公開サイトに100万件の訪問者殺到という。30日に同放送で聴いたフランス国立放送局管弦楽団によるサンサーンスの交響曲3番オルガン付きもよかった:指揮ジャン・マルティノン。Business Week誌に載っていた米民主党大統領候補John Edwards氏インタブユー記事迫力あり。なによりもChangeが立候補理由。日本の小沢党首も同じ思いだろう。日経に載っていた俳人森澄雄氏・米寿の今も一遍に30句40句作るという。「頭を使わない無為自然」がそれを可能にするとも。羨むべき境地。
木曜日, 8月 30, 2007
走れ。もっとうまくなれ。
オシム監督の注文。世界の強豪に伍して戦う条件。食べる・しゃべる文化は自殺率低いという・自分の時間を持つ:読書でも音楽鑑賞でも多岐に渉る関心事をもち・余暇を作り出し忘我の境地をさまよう。仕事仕事では仕事自体が矮小化し大きな成果が期待薄となる。あるいはロシアのカバコフではないが「幸福への帰還」こども時代への回帰という工夫。「星の王子様」のサンテグチュペリの世界も同様。先日の名古屋科学館でのプラネタリウム実演で満天の星空の投影を眺めていて出身・岩手の田舎の空を思い出した。織女・牽牛が天の川を挟んで並ぶ姿や北斗七星・北極星・カシオペアなど。今の東京の夜空はせいぜい月の満ち欠けに目が行くだけだ。皆既月食は雲の上だった。
水曜日, 8月 29, 2007
新内閣始動
当面する課題は多岐に渉る:外交も活発な動き:独首相ついで中国主席と目まぐるしい。北朝鮮とのモンゴル会合にも動意を感じる。内側では危殆に瀕しているかに見えるが外からはある種の期待が寄せられる:不思議。テロ特措法も国内では不評だが関係国からは存続のエール:日本の存在感のなせる業。世界経済に金融面から不安要因が強まっているがここでも日本の金融組織力に期待がかかるのではないか。周回遅れの証券化進行が却って幸いし安定要因になる役回りではないか。消費税論議も参院選の民意表明を前にその非現実性がはっきりした。歳出カット・公共部門リストラ加速以外に脱出路はない。公的全部門にムダ・不要支出を精査し必要支出を賄う姿勢を強めるべし。防衛・ダム建設など切り込む余地大ではないか。平和外交に知恵を絞るべし。次期戦闘機など最小限にとどめよ。
火曜日, 8月 28, 2007
月曜日, 8月 27, 2007
夏の音楽祭
昨夜のNHK.FMがフィンランド・ミッケリで開催されたゲルギエフ指揮マリンスキー劇場管弦楽団演奏会を放送。まずチャイコフスキー・くるみ割り人形から3曲・バレエで人口に膾炙した曲・セルゲイ・ハチャツリアンVソロでショスタコービチ・V協・先鋭な名曲・最後にチャイコフスウキー交響曲1番「冬の日の幻想」;とてもいい曲・解説に沼野充義教授・簡潔にコメント。同氏の言に読書術は旅行術というのがある。ブロイデルの地中海などはその好事例。円空の木彫に当時の庶民感情を読む人もいる。権力者や有名人物列伝が歴史と思ったら空しい。底辺に蠢く動きがあっての権力者だろうから。
日曜日, 8月 26, 2007
名古屋発新快速
同じ新快速ながら当地区のは曲線が少ないだけ安定感。目的時刻の電車に首尾よくセーフ。ドイツの公的金融が揺れている。再編も取り沙汰。公的役割だけではやってゆけない時代・どう脱皮するか。リスク官僚の巧拙もポイント・銀行・業態の消長を左右しその先例は枚挙に暇ない。目下ラッシュアワー。刈谷通過・駅看板にバレエスタジオ・自動車だけではなさそう・下車客目立つ。昨日までの天文学の最前線セミナー・女性参加者目立つ・理科無縁は俗説。岡崎を過ぎるころは立つ人少し。豊橋で乗り換え・終身雇用消滅・雇用流動性高まる・正規非正規格差変化・ものみな激しく動く内外情勢・新内閣・党人事見物。
土曜日, 8月 25, 2007
天文学の最前線2日目
会場・名古屋市科学館ホール。昨日夢現で聴講したセミナーだが一夜明け2日ともなると天文世界認識深まる。新聞の月探査衛星打ち上げ記事にも視線がゆくから不思議だ。習うより慣れろとはよく言ったものだ。昨日のテーマにX線望遠鏡もあったのを忘れてた・2年前上がった「すざく」。宇宙神秘探索努力続く。下界では27日の内閣改造に注目集まる。増田・元知事の地域担当相取り沙汰・実現すれば面白い・頽勢挽回に起用失敗許されずだ。なにしろ忠実層・造反層・離反層と党支持流動からどう求心力を回復できるかだ。志衰えし日は(三好達治)無理をしない・音楽も妙薬とも。バレンボイム・来日オペラ前宣伝に力が入る。能の名作・関寺小町・宝生シテ方今井泰夫氏9月2日挑戦。
金曜日, 8月 24, 2007
木曜日, 8月 23, 2007
北陸2
近江塩津を出る。山間を辿る・トンネルも長い。やがて敦賀。うとうとするうちに今庄。蕎麦が有名。沿線のたんぼの稲は穂を垂れ黄みがかる。福井で1時間待ち金沢へ。福井はJRだけ高架化で目立つ存在。近郊に朝倉氏本拠地跡や北乃庄城跡・昔のほうが栄えた。金沢に30分・石川県の家の屋根瓦目立つ。風情あり。今庄そば・白山そばいずれも風格あり。気温上昇・朦朧としてくる。 折りから旧知からメール・暑さで屋内から外にでずとある。バブルとはなんぞや・極めて貨幣的・資産価格的現象で実物需給から乖離したところで生ずる。思惑支配の金融取引の世界・だが過剰融資で何が過剰か線引きが難しい・実体を越えた思惑による住宅取引とローン付与がサブブライムの元凶だがそれをどう監視・監督すればよかったのか。航空機事故調査委員会のような機能を金融当局が発揮できないのは問題だ。金融取引進化に対応しうる監督統制機能整備急務。高岡は訪問先女社長ご在席・エール交換でき満足。高岡・駅構内風鈴に涼風渡りエレベーターに冷房・9月1-3風の盆踊り・魚酒よしの土地。
水曜日, 8月 22, 2007
関西・四国を行く
JR西日本・新快速・冷房効き過ぎで羽織るもの必要・外気温26度とある・曇天。明石の辺り瀬戸内海沿いに走る。明石大橋も一瞬の間。明石に明石城の白壁。姫路はビルの間から姫路城を見る。岡山に着くころは日差しも出て気温も上がる。瀬戸大橋を渡る。連絡船のころを知る身にとり感慨ありだ。船上潮風を浴び食べた讃岐うどん。いま数分で海峡を渡る。曇天で島影も淡い青。平穏そのもの。坂出で列車を乗り換え鴨川下車・ここから携行自転車で訪問先企業へ。山麓田園工場・ご当主に挨拶でき満足・上海進出軌道にとのこと。繊維関連は国内成熟・海外必須。再び瀬戸大橋・サブプライム騒動とは無縁の内海。自己増殖型バブル崩壊・日本も為替で役割・市場乱高下に当局無策は怠慢との指摘に同感する。
火曜日, 8月 21, 2007
千代田図書館に無線LAN
新装なった千代田図書館に無線LANサービスのニュース:朗報だし先進的公共サービスと感じ入る。サブプライム騒動は連日の新聞紙面を占有しているがこれまでの報道ぶりからすると何を今更の感ぬぐえず。週刊誌広告に〇〇新聞頼むに足らずの活字も躍る。メディアの先見性のなさを露呈してはいなかったか。善良な個人投資家が間接金融から直接金融につき動かされたのもメディアの刷り込みが一因ではなかったか。投資家立ち往生はまたもや後遺症を刻む。中国バブルも米国住宅バブルに追随する危険なきや。日本政府巨額債務に危機招来する不均衡がどれだけ存在するのか。見合い資産を考慮すれば懸念ないのか。情報開示と適切処方箋が急務だ。消費税思枠で真相が見えにくいのは困るのではないか。超金融緩和・低金利政策にも不均衡招来責任がありそうだが国内景気論議に囚われ世界大の副作用が等閑視されたことになる。政治家にも責任がありそうだ。米国発日本経由のバブル崩壊だったのではないか。
日曜日, 8月 19, 2007
排出権取引
京都議定書をクリアする困難さから排出権購入も已む無しとの観測あり・その負担額600億円という。残念な話だ。それが先行して温暖化阻止にモラルハザードが起きないか心配だ。そうなると排出者負担の炭素税が好ましく思われる。利害関係説得が難しいのだが・経済的抑止効果が大きいだろう。水没危機の海洋諸国は気が気でないだろう。格差社会の背景に対人サービス業の労働集約型分野の人材不足が因果関係を持つという。ロボット導入に真剣に取り組む必要あり。また介護サービスなど先進技術の恩恵の及ばない分野への新技術導入支援など政府公共部門が目配りすべきだ。大学の地域統合がヨーロッパで進んでいるという。。日本の大学も閉鎖的スタイルから脱却しないと世界の俊秀獲得競争から置いてきぼりを食う。英語力強化を日常の工夫で実施している向きは2割にとどまるという。日暮れて道遠い英語力の現状。
土曜日, 8月 18, 2007
ダニエル・バレンボイムのピアノ
録画のDVDのなかから同氏の演奏を聴く。指揮者で活躍だがピアノも名手。今晩も放映があり録画準備。新聞インタービューに登場したエリアフ・インバル氏曰く:ブリテン・メシアン・ッシェーンベルク・ショスタコーヴィチは評価定っていたが20世紀後半登場のリゲティ・ヘンツエらは選考途上と。ご自身はシュレーカー・ツインメルマン・ベルクらの作品と取り組む。マーラー指揮で高名だがますますのご活躍声援したい。シニアの余技に音楽演奏:電子ピアノにイアフォンつきで毎朝練習するご仁もいるという。ちょっと触発される事例。
金曜日, 8月 17, 2007
ヨーロッパ教会音楽
サブプライム騒動を横目に見ながらの夏休み:録音MDを取り出し終日鑑賞三昧。まずマリク・ヤンソンス指揮バイエルン放響でシューベルト・ミサ曲ト短調。ハイドンの交響曲93番・そしてグノーのミサソレムニス。ライプツィッヒ・ゲバントハウス管・ホーネック指揮でモーツアルト・レクイエム:グバイドゥーリナのV協オフェルトリウム・ソロ・ギドンクレーメル:ブラームスのドイツレクイエム。ラ・フォルジュ管・ペーターノイマン指揮のドボルザーク・ミサ曲ニ長調・アロイス・コッホ指揮ルツエルン響・ブルックナー・交響曲0番第2楽章とミサ曲第3番。アルビン・ジョルダン指揮リエージュフィルのマーラー交響曲4番ブルックナーのモテット2曲。同指揮フランス国響のシャブリエ・スペイン狂詩曲。満喫も極まる。
木曜日, 8月 16, 2007
ダイナミック・イノベーション
手詰まりのグローバル化経済を打開する決め手はシュンペーターの唱導したイノベーションしかなさそうだとの指摘に共感する。新製品のみならず新方法・新制度みなイノベーションの対象とすればいい。補助金で当面を糊塗しようとする旧来型政治家はみずから墓穴を掘ることを自覚すべし。国民はその付けがどこに行くか判っている。サブプライム騒動で消費税増税も無理というものだ。搾るべきは他人の財布ではなく人々の知恵と才覚だ。
水曜日, 8月 15, 2007
グローバル経済の不安
人口増・富の不平等が戦争原因という。そして国家の管理能力欠如も。大企業の公共化や安定した銀行システムの存在が国家と並ぶ重要性を持つのが現代との指摘:全く賛成。新興国だけでは世界平和は覚束ない。日本も成熟国の一員として世界の政治経済に貢献すべきだがどこまでやれるか。食品偽装や記録不祥事絶えない現実からは期待値は高まらない。ケインズ先生の言い分をしっかり勉強して自己の役割を見直さなければならない。
火曜日, 8月 14, 2007
またしても人事トラブル
防衛庁次官の進退を巡って抗争続く。省昇格間もない組織の未熟露呈なのか官僚の政治密着の結果なのか。自民にごまかされない民主を標榜する菅代行・しっかりやってもらいたい。原油も金融混乱に揺れるという。げに恐ろしい金融力:その制御が難しい。酷暑続き東北でも36度超:熱中病注意。官僚的支配は実業家的能力を阻害するとアルフレッド・マーシャル。自由な個人尊重重視の文化が愚かな日本人を脱皮させるはずだ。
月曜日, 8月 13, 2007
日曜日, 8月 12, 2007
音楽三昧
休みを利用して録画しておいたDVD映像によるクラシックを視聴する。まず2006年日本公演のUBSヴェルヴィエ・フェスティバル・オーケストラ。29歳以下の若手演奏家育成のため結成されたという。指揮クラウス・ペーター・フロール。ソリストにウェールズ出身バスのプリン・ターフェル。モーツアルト・ワグナーのオペラ・序曲:バラード:アリア・ウェールズの歌。最後がプロコフィエフ・ロメオトジュリエット組曲。若手集団らしい溌剌とした演奏。次が2007・春の別府アルゲリッチ音楽祭でのユーリ・バシュメット指揮・桐朋学園オーケストラ;これも若手・女性群優位の演奏・グリーグの弦楽組曲・アルゲリッチ登場のバルトークP協3番:最後がブラームス・クラリネット5重奏曲の弦楽版をバシュメット・ビオラ・指揮で。アンk-ルに武満徹のワルツ:優品。3番目がギドン・クレメール率いる室内合奏団・弦楽プラス打楽器のユニーク編成。マーラー交響曲10番のアダージオ・カンチェリ作曲リトルストラーダ・ピアソラ作曲アルゼンチンの四季・アンコールもピアソラ・フーガ・イ・ミステリオ。クレメールのVソロを軸に脇役陣も確かな演奏技術を披露。マーラーはその嫋嫋たる曲想を余すところ無く表現していた。
土曜日, 8月 11, 2007
魚の食べ方と外国文化理解
沼野充義氏のコメント:当を得ている。文化を越える読書術はそれなりに苦労があるが果実も大きい。ファンド資本主義:世界を席巻するかに見えたがサブプライムで大きく躓く。中銀当局や金融機関に見えないリスクを除去する力ありやが問われる。徹底した訪問・巡回サービスのデンマーク介護制度:日本にも利用者の過去まで織り込んだ時間軸を重視した介護手続きを唱導する向きありという(奥川幸子氏)。政治家は公募に加え予備選をとの提言結構なこと。人材養成を派閥に任せるのは時代逆行だ。原発保安不信:耐震基準を阪神大震災前提に見直せとの主張・賛成。一連の報道はうさんくささを当初からまきちらしていた。米国:マニフェスト・デスティニーに敗れた近代日本(樋口秀昭氏)・愚かな日本国民:当時1億玉砕を覚悟させられていた。
金曜日, 8月 10, 2007
木曜日, 8月 09, 2007
フェルナン・ブローデル
「地中海」を借り出し読書開始。なにしろ1冊600ページで5冊もある。こんな大冊と取り組むのは初めてだ。感想は他の機会に。政局は水面下で激しさを増している・公然たる倒閣運動も表面化・年内退陣観測も有力・進退窮まって野垂れ死にとなると後遺症大きい・進退を誤らぬ進言者が居るのか・自民瓦解も好ましくあるまい。
水曜日, 8月 08, 2007
コメ栽培見直し論
コメ優位のアジア農業にとってバイオエネルギー貢献が果たせない雲行きを前に高収量品種導入により安価ナコメを増産しコメバイオを推進して、農業活性化を図れとの提言を読む。まことに時宜を得た識見と思う。現にとうもろこしからのエタノール生産でで米国農業が色めきたっている。グリーン・ゴールドの時代到来だが食糧供給に固執する愚は避けたい。地球温暖化は農業には追い風のはずだ。累増するCO2でバイオエネルギーを提供する。コメ品種改良にとどまらず砂漠緑地化によるエネルギー源創出構想もささやかれているはず。関係筋の有する技術蓄積はそれらを実現できるものになっているのではないか。枝葉末節に囚われず世界の求めに応じた広い視野からの研究開発が脚光を浴びるようになってもらいたい。
火曜日, 8月 07, 2007
生産性向上にIT利用の遅れ
経済財政白書が指摘しているIT活用の遅れ。一つにはIT専門家任せを以って良しとする安易な経営姿勢が問題。男性優位社会がもつ欠陥の一つではないか。女性を登用し彼らの緻密な仕事能力をIT分野で能力発揮をしてもらうのがいい。女性科学者割合11%は世界でも下位。早急改善しないと世界の笑いものになる。日本経済の潜在能力が発揮できないとすると大きな逸失損失。任天堂:「発想」が売りで部品メーカー技術活用で躍進;新ビジネスモデル:物まねモデルでない迫力。野菜防虫に天敵ハチ活用という。農薬不使用に新技術が応える。大いに見習うべき研究姿勢。
日曜日, 8月 05, 2007
経常黒字増加
モノ・カネ・チエと観光で我が国の経常黒字積みあがり、この傾向は世界経済の成長機運を反映して当分続く気配だ。是非持続させたいが他方政治空白が続くのも気になる。経済に余裕があるうちに政治不安を一掃して構造改革・財政再建を確かなものに移行させる必要がある。温暖化対応も否応なしだ。技術革新ニーヅは至るところに存在する。難病・生活習慣病克服も大きなテーマだ。教育改革とくに高等教育レベルアップは各国がしのぎを削っているだけに手を抜けない。地方分権も道半ば・財政緊縮のなかで一層の規制緩和・市場経済感覚導入で新局面を切り開いていく必要がある。
サプライサイド経済から
デマンドサイド経済へ移行が唱えられている。成熟経済にあってはシーズよりもニーズであり顧客無視は手痛いしっぺ返しを受ける。保険料流用6.4兆円というが初めて聞いた。サプライサイドの独走の一例。安倍失政も有権者との乖離の結果。国際金融センター構想もデマンドサイドから見た条件整備がないといつまでたっても構想だおれに終わる。時代の流れに鈍感力は逆行する。
土曜日, 8月 04, 2007
サプライサイド経済から
デマンドサイド経済へ移行が唱えられている。成熟経済にあってはシーズよりもニーズであり顧客無視は手痛いしっぺ返しを受ける。保険料流用6.4兆円というが初めて聞いた。サプライサイドの独走の
金曜日, 8月 03, 2007
政権交代可能政治と政局再編
参院選余波の振動続く。参院制度の問題点よりもはからずも露呈した与党政府批判の発信源として今回選挙は換えがたい一石を投じた。考えてみれば戦前の貴族院以来の伝統的存在・はからずも政治意思集約に大きな役割を持ちうることを立証した。かといって現状是認というわけではない。衆院との役割分担は見直し必要だろう。しかしこうなって見ると衆院多数も危ういものだ。空洞化が進行している気配ありだ。衆院議員諸公も気が気ではないはず。抵抗勢力を排除して気勢を上げたのもつかの間の夢。政治力学をしっかり見据えて誤りなき対応と大政治では2大政党へのとうとうたる流れの中で派閥次元の発想を脱却し政権交代を前提とした政治的競争に骨身を削るべし。ますます政治家は大変な商売になってきた。
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