日曜日, 12月 31, 2006

2007初詣

起床し早速新聞・終って周辺を初詣。近攻遠交・まず稲荷神社・ついで八幡宮最後に弁天。所要自転車で1時間半。結構寒く手足冷却。稲荷神社にはまだ福豆残り拝受。八幡宮は善男善女の群れ。弁天は水辺の適地に鎮座を痛感。関東ローム層の崖地に湧水する名池のほとり;今になお懇々たる湧き水・途中の池地も同様。湧水は滝となって落下。帰宅するもなお年賀状未着・郵便配達はもう走っているなずだが。新聞に江崎玲於奈氏履歴書執筆開始。曰く人間に分別力と独創力あり拮抗関係にあるらしい。政治家の家業化の指摘も;同感の至り・ノーベル賞に家業化の余地なし・もって問題の所在明らか。かれらの独占に任せていていいはずがない。数学オリンピックに狂奔する若手:日本の未来は家業化とは相容れない。但し伝統芸能は別・能世界や歌舞伎:峻別し問題を混迷させてはならない。かつては善・今は悪そういう分野はあるのだ。

土曜日, 12月 30, 2006

2006転機

いつの年も転機には違いないが今年もかなりそういう感じがする1年だった。政低経高といった感じ。フセイン刑執行も一時代の終焉を示す。民主化と政情安定両立はまだ見えて来ない中東。日本も好景気感のないままに微成長続く。基礎的収支回復にあと数年その後に積みあがった巨額債務削減が待っている。だが自己資本だけで走っている企業は少数派・公的部門の民間開放を進めて膨れ上がった見掛けの公的債務を整理していけば純粋債務削減負担は見かけほどではないのではないか。特別会計など官が国民の目をくらませ肥大化させたものまで返済に国民負担する必要はないはず。債務の内容精査・情報公開なしには納得は得られない。参議院選挙のあとの増税論議:目論見どおりにはいかないし行かせるべきでない。

金曜日, 12月 29, 2006

戦後半世紀の愚昧

岡崎氏コメント。保守主義政治が漸く定着とのコメント。不毛なイデオロギー対立は何だったのか。現下の経済を凪景気という向きありという。全く同感。凪でも無風でも景気は景気。持続に細心の注意を。散々バブル後遺症で悩まされてきたのだから。国民皆投資家の時代。証券市場を健全に育てるために日夜の努力が要る。世界の市場化は歴然・日本市場の立ち遅れもはっきりしている。関係者の怠慢は市場成果に直結する。ものづくりならぬ金融インフラづくりにもっと意を用いるべし。

木曜日, 12月 28, 2006

2週間の食料備蓄

厚生労働省提言。サーズや鳥インフルエンザ跳梁対策。先日の感染性胃腸症はごく短期一過性だったがウィルス起源の感染症は蔓延の危険があっても減る可能性はないはず。外出回避のためにも確かに必要と思う。空気中には粉塵・微生物・化学物質など物凄い健康障害物が含まれる。人体にはそれを防御できる機能は具備されているはずだが疲労・睡眠不足など防御力低下の際に罹患する。リスク管理は企業だけの問題ではない。 シックハウス症候群も屋内空気に放出される建材由来の有害化学物質過敏症・当初病気の認識が確立せず患者は故なき差別意識に泣かされたという。禁煙もタバコ有害説確立し徹底してきた。往時ヘビースモーカーの上司の臨席で煙害に閉口した記憶あり。今は全館禁煙・喫煙者は喫煙コーナーでひっそり喫煙する時代。空気もそうだが食品も有害化学物質排除をもっと徹底すべし。硬化油使用禁止を米国はやるらしい。最近飲食料の成分ラベルを注意して見る。酸化防止剤とか気になる。有機食品・畜産物よりも水産物に視線が行く。加工食品も願い下げだ。保存料など有害に違いない。また加工過程で有効成分が破壊された残骸を摂取している可能性があるという。電子レンジも破壊力大らしい。

水曜日, 12月 27, 2006

モーツアルト楽譜ネットに公開

先日の新聞で紹介されていた。オーストリアの財団が公開するという。アクセスが殺到しサーバーがパンク・増強に乗り出したとも。バイロイト2006ライブ放送・今日で4夜目・せっせとMDに収録・暇を見て聴く予定。MDの威力・5時間以上もOK.夜遅くまで起きている必要がなくなった。インターネット放送も紹介記事手元に。いつか機を見てトライしたい。何しろ余暇時間の配分の問題。BUSINESS WEEK誌も溜まっているし。年末の家の掃除も履行義務があるし、年末は多忙だ。事務所は明日の昼まで。あと一杯やって今年は終わり。

火曜日, 12月 26, 2006

遅ればせの忘年会

昨夜降りしきる雨を衝いてサークルの忘年会。男女入り乱れて海産物の煮込み鍋やかに・刺身盛り合わせで盛り上がる。職場のそれとは異なり年齢・性別・キャリア様々な面々との他愛無いやりとりはストレス発散にはもってこい。会場の居酒屋も忘年会シーズンの山は越えた感じで却ってよかった。それでも予約なしでは無理だったろう。サークルの先生は8時過ぎからも別のサークルの指導があるとかで食べるだけに専念して早期退出。ご苦労様だ。終わって帰宅の途中も昨夜の雨足は執拗かつ雨量多く閉口させられた。でも電車はしっかり平常運転・頼もしい限り。

月曜日, 12月 25, 2006

氷川丸76歳引退

当方73歳氷川丸に近似。引退の姿を模索する心境。グローバル経済の足取り定着の観;新興国・IT・金融が3本柱との説肯ける。就業形態に工夫し高齢者に新しいライフスタイルを築かせ長寿社会メリットを発揮してもらう:大賛成。2つのニッコウ:社外取締役非力が原因・米国なみに過半数を独立取締役にせよとの提言同感の至り。アジアビッグ2の時代:相互実益主義の勧め妥当な指摘。動揺するゼネコン受注推移:談合廃絶に向け痛みが続く。健全な建設業の維持発展の必要性は変わらない。カビ的談合体質を一掃し国民経済の負託に持続的に対応できる業界への脱皮に知恵と改革意思を働かせて欲しい。

日曜日, 12月 24, 2006

微温的予算

自民現状を反映した予算・日本の将来は大丈夫か・政治の世界にも競争が必須。小沢民主党奮起せよ。核保有規制に2重基準の批判・北朝鮮・イランの動き封じこめできない。公共工事・競争入札だけでは質保障困難・大手ゼネコン排除・準完全競争入札・コンペ法式加味した髄意契約などの改革提案傾聴に値する。北海道にデュアル・モード・ビークル高速。地域交通維持にも技術革新有効。米石油依存脱却にバイオエタノール推進。日本もうかうかできない・ロシアの野望に蹂躙されないために。中国の病院・医師名の下に異なる診察料掲示・日本腕に無関係の一律・どっちが先進国か。

土曜日, 12月 23, 2006

Failure Analyst

技術先進国・米国には表題の職業があってたとえば毎日顕微鏡を覗いて不良品の欠陥分析ばかりしている人々がいるという。またEngineering Disastersというビデオがヒストリーチャンネルから出ているとも。生々しい事故の映像が10時間も続くらしい。専門家育成・若いうちからの安全教育:事例の徹底した情報公開:学ぶべき点が多々ある。安全大国を築くにはそれなりの仕掛けが要る。一過性の敵役探しでは進歩がない。日本の近代技術:江戸期からの在来技術の上で初めて開花との指摘;単なる移植は悉く失敗とも。今のベンチャーの末路を暗示する。技術とは何かを考えさせる。かつイノベーションとは。それも日本のそれをどう作り出すか。

金曜日, 12月 22, 2006

ダラダラ協議が続く六カ国協議

厄介な北朝鮮;もどかしい思いを当事者みな共有しているだろう。困るのは北朝鮮の食事にも事欠く一般市民。恐るべき人道問題。ならずもの国家極まる。内部崩壊の元気も残らない締め付け体制。絶対的鎖国。文明国なら届くITの威力にも不感症。制裁継続で消滅を待つしかないのか。外交無力・武力危険。金融制裁だけが利いている。経済が武器かも。マネーロンダリング不備を米当局から烙印を押された大手邦銀。厳しい世界の悪玉対抗に甘さ。世界に出るならそれなりの心構え必要。イランも核武装に虎視耽々。世界平和撹乱勢力に核が渡ったらと想像すると時代の変貌を痛感せざるをえない。米ソ対抗の冷戦終結はよかったがその後がもっと始末に負えない世界になった。人間の健康を脅かすウィルス・変性蛋白質同様リスク管理がどんなな分野でも不可避の時代になった。

木曜日, 12月 21, 2006

税調会長辞任

就任間もないのに辞任劇:任命権者の責任が問われる事態に。私生活まではわかるまいからその責任というのも酷な気がするが公職とあればそうならざるを得ない。英国でも米国でも政治家等公職者のスキャンダルは枚挙に暇なし。日本はまだ少ない方かも。それより知事の談合や裏金作りが顕著。企業には相次ぐ不正経理・製品トラブル。失敗学の先生にしっかり指導してもらわなくては。製造業だけでなく公職者の失敗学・内部統制の失敗学が必要。今の日本版SOX法が大変なのは全部主義アプローチだから。失敗蓋然性の高い部分に集中すれば省力化になろうが、そこが解らないから全部やることになる。会計監査だって悉皆調査ではないはず。ただ部分で全体を推し量る統計的・実態的根拠で悩む・そこを内部統制の確からしさで固めるというのがSOX法なのだろうが。トライアンドエラーの世界たらざるをえない。

水曜日, 12月 20, 2006

人口90百万人の衝撃

50年後見通し:いよいよ政府も実態直視せざるを得ない様子だ。ITや研究心涵養に必要な学費控除など本腰で生産性向上策を講ずる時期だ。少子化対策に柔軟に働ける環境整備が唱えられる。経費補助だけではかたづかない。財務情報公開に事業別予算・実績をとの提言妥当・数字をならべるだけでは駄目。三洋信販の不正・業務停止12日;企業倫理いずくにありやだ。 今ブルックナー・交響曲3番がFMから流れる。指揮ギュンター・バント。午後の豊饒なひと時。これもノロウィルスの産物・昨日来の不具合・今日明日は静養へ。

火曜日, 12月 19, 2006

Business Week誌購読継続

配布期限が接近し更改の勧誘。毎週100ページを追いかけ切れていない現状を早く脱却したい。とりあえず更改する。51週21千円。最近号に新サイト紹介:Power Pointを扱うSlide Share.netがそれ。全くアメリカ。何でもありだ。よく講演などで使われるが紙に印刷して配布しないケースも多い。豊富な内容・ほんとは欲しいものがあるのに。またFuture OF TechというのがあってMobilityの世界にWimax:Fuel Cell Batteries:OLED Screens:Near-Field Comunicationsが注目と紹介されていた。IT取り組み先進国目が離せない。

月曜日, 12月 18, 2006

日興コーデとミサワ九州

皮肉なほどタイムリーとのコメントに同感する。日本版SOX法にそなえ各社汗を掻いているそのタイミングに表面化。あいも変わらぬ小手先粉飾・偽装決算。当該企業は無論企業不信・株式市場発展に水をさす不祥事件。暗黙知を形式知に顕在化する絶好のチャンスと受け止め先進企業は巨額負担にも関わらず対応に精を出す。必ずや市場の評価を高め直接金融を健全化する。知事会・指名入札廃止・重い腰を挙げざるを得まい。今も残る50万余社の建設業もいよいよ業界再編だ。廣島県知事にも退陣勧告:県議会も傍観視できまい・自分たちのレーゾンデートルを問われる:監督義務なおざり批判の矢を浴びること必至。ガバナビリティ喪失県政を一掃し道州制で新規まき直しがいい。大学発ベンチャー1600社出現し数合わせは成就・だが存続可能はその半分・研究と経営のちがいを失敗を通じて知ったとの関係者言・いまさらの感。賃金・利潤は均等化する・自由貿易の定め・デフレ現象脱却にイノベーション・生産性向上大前提との指摘・首肯する。

日曜日, 12月 17, 2006

産業廃棄物

産業廃棄物にもいろいろあって、大企業に就職して定年まで勤め上げたはいいが、退職した途端に動きがとれず;これ三田誠宏氏に言わせれば産業廃棄物。辛らつナコメントだが実態を表わす。そうならないためのそれまでの自己陶冶を忘れるとある日気がついて呆然となる。現役時代から勤務先に埋没することのない心がけを必要とするがサラリーマン社会に慣れ親しむとリスクをとろうとしなくなる。周囲の抵抗もある。徐々に労働市場に流動性を高め転職自由な環境を政策的に作り出すべき。待遇面の配慮も要る。硬直的労働者保護的法制も見直すべき。人口減少社会では労働供給がタイトになり円滑な労働移動が企業にとってもメリットになる。労働分配率も長い目でみれば改善の方向だろう。景気回復を確実なものにしつつ多方面に存在するに違いない改革課題と地道に取り組んでいかなければならない。

土曜日, 12月 16, 2006

小泉政治

その舞台裏を紹介する著書が出版されたという。手に汗握る日々:多くの市民に政治参加の手ごたえを感じさせた時期。政治が政治家の独占から解放され市民の声を背景に派閥・族政治と正面から対峙し成果をあげたと言える。この流れは一度出来ると廃れない。新政権はややもたつきが目立つがおりからの経済回復基調を確実にしつつ改革路線をさらに定着させグローバル化・人口減少社会の未来を切り開いて行く使命がある。世界第2の大国を維持発展させる困難だが挑戦的課題から避けては通れない役回りだ。

金曜日, 12月 15, 2006

帰京へ

やや寝不足を考慮しゆっくり京都の宿を出、新快速2本を乗り継ぎ豊橋へ。阪神中部はもう一体化。青森市のコンパクトシティ構想が話題に。そういえば月初の旅の途次同市駅前の賑いを思い出した。都市集中と自然保護が新世紀の課題だろう。総花的バラマキ路線は不可能・交流利便性は高めるがインフラ投資は選択と集中だ。日銀短観発表・予想どおり。設備投資堅調・消費盛り上がらず。定率減税削減・医療費自己負担増が重しとの指摘。利上げ1月以降観測。来年度予算・国債減額さらに進む。増税含む税制論議に注意必要・経済社会活性化に資する税制がのぞまれる。地方に成長の余地があるか・権限と財源を配分しじっくり取り組める制度整備が必要。豊橋からの電車車両一新・編成も大きくなりゆったり。途中若い外人女性2人乗る・言語不明・数駅で降りる。弁天島のあたりまだ養鰻業盛んなころ融資先視察に来た・すっぽん養殖場も見た。湖畔・鉄道沿線に連なっていた養鰻場はあとかたもない。浜松でも外人ペァ・ブラジル系?静岡を通る。昭和36ー36勤務地・新幹線はまだ高速道が部分開通。駅から見る市街
はビル林立・整備歴然。富士川鉄橋を渡る音に目をあげると富士山全容が姿を現す。曇天だが雲が高い・雪が頂上から3分の1くらいまで。暖冬を反映。三島着・次は熱海。ここまで来るともう首都圏。土曜日とあって乗客は多いが思いなしかゆったりしている。

北陸路を行く

京都から金沢を経て高岡へ。地元のソフト系企業訪問。多忙な女社長にも会え仕事も頂戴。昨日の坂出でも社長夫人からお仕事。経営意欲旺盛。先日も関満博氏講演で中国・広州進出の日本企業・緑十字・現地で新事業立ち上げ成功(自動車用皮製品)立役者・女性会長の由。女性の社会進出進む。北陸線は特急先行・新幹線はまださき。雨がちの気候が一転し雲間に日差し。高岡で地酒仕入れ賞味。倶利伽羅なる駅あり・古戦場のはず。行きは金沢帰りは福井に待ち時間。福井は旧勤務先がらみで定期的訪問地。8年ぶりの下車。駅舎・軌道高架化ハイカラに。駅前に出てみる・大変化とは言えず。今庄そば賞味し駅構内出店を見て回る。越前蟹発送サービス・昔も今も高価。北陸路は食の宝庫。

水曜日, 12月 13, 2006

阪神を行く

大震災の年の2月初め現地へ。JR甲子園から始めて西宮・芦屋・三宮・長岡と携行したMTBを駆って見て歩いた。その後も何度か同じコースを往復し最初の惨状とその後の回復ぶりをフォローした。今朝もそこを新快速車中から眺める。名残りは見当たらない。夜四国からの帰り三宮のルミナリオを見てみたい。淡路大橋が見える。瀬戸大橋も渡る。四国3橋は壮大な無駄との議論だったが道路財源に守られ債務返済進展。一般財源化も必要なものは作るが前提。でも改革には違いない。西日本への関心の源は大阪3年福岡2年余の勤務経験・岩手生まれ盛岡横須賀北上東京で学び東京札幌静岡勤務の後にあってぐんと視野が広まった。波静かな瀬戸内海を往復する。曇天と霧で眺望利かず。例年にない雨がちの四国。プリント衣料を手掛ける企業訪問をこなす。

企画切符の虜

JR東日本の企画切符に載せられ今日は宇都宮明日以降は坂出・高岡・アジトは京都。神戸のエミナリオも狙い目。今日午前宇都宮美術館・亀倉雄作展・午後独協医科大の産学交流会参加。好天で青空広がる。宇都宮駅からバスで北上20分里山地域に立地する美術館・亀倉作品に加え世界・日本の工業デザイン関連作品も展示。ルネ・マルグリッド、カンデンスキーも。ペンダント・椅子・ガラス容器・ポスター・写真も。美術の一分野と言える。亀倉氏97年没・見覚えのある作品が多数・デザイン界大御所。

月曜日, 12月 11, 2006

ものづくり安全と企業経営

表題のフォーラムを聴講した。講師陣・説得的内容を披瀝し教示的だった。安全は今や国際標準化を競う時代に。日本は決して先頭に立っていない。最近も数々の製品事故を耳にする。交通事故も大小絶え間ない。酔っ払い運転など許されない。遅くなり会合で酒席に連なった先生は、以前は運転して帰宅されたが先日はホテル行き。時代は変わる。災害ゼロではなく危険ゼロを目指す有力な議論登場。リスクを許容限度に押さえ込む技術開発に視点が移る。結構なこと。単なる失敗学の議論を超え技術論・組織論を踏まえた安全構築が定着しつつあることが聴講していてよく理解できた。国際標準も21000もの提言がなされている由。2007年には日本で国際会議が開催されるという。日本からの提案も急速増加・世界2位になったそうだ・1位はドイツらしい。

日曜日, 12月 10, 2006

善悪・倫理を超えて

歴史は進むことを永井路子氏指摘。人間不安定・不可解のコメントに通ずる。敗戦による皇国史観の崩壊・戦後の歴史書換えに歴史に関心たかまった。そういえば高校の世界史は面白くまた古代日本史も最新の成果を興味深く読んだ覚えがある。高校の図書館にあったウエルズ世界文化史大観をめくって見たりした。東洋史統を借り出して夏休みに読んだ。西域が持て囃される相当前だ。楼蘭もでていた。地名が漢字で表記されていたが皆変わった地名だ。大学で大塚久雄(同氏に岩波新書の宗教改革ありを記憶する)氏直系の松田助教授が西洋経済史を講じていて、独立自営農民の活躍を述べていた。三甫制度 も聞いたが80年代農水省きもいりの欧州農地制度視察の徒次フランスの農地地図にその名残りが鮮明にでていたのを記憶する。美麗な色刷りだった。いま経済合理性追求が関心を集めるが歴史なるものを再読再評価する機会を窺って行きたい。

土曜日, 12月 09, 2006

ウィルス駆除ソフト

シマンテック社のソフトを更新して2007年版を苦心惨憺しダウンロードした途端にPCの動作が緩慢になった。以前のは2002年版の更新継続でここまでつないできたのだが。このPC自体がそろそろ買い替え時期なのかも。すっかり生活に定着しそれなしの生活は考えにくい存在に。まだまだ機能の十分活用には遠いと思っているが。たとえば音楽視聴やラジオ音声応用など。つい依然からのAV機器に手が伸びる。無線LANもまだだ。FONサービスも入り口のところで逡巡中。家と事務所に各1台使えるPCあり、無線LANは出番がない。旅先では携帯があるし、PCを持って出ても基地局不在では使えない。先日大学の先生にメールしたらニュウーヨークからの機内から返信がとどいた。先生はPCを持って歩いておられるのか。今度お会いしたら聞いてみたい。昨日の東北大REDEEM講義・生体力学:先生の丁寧な説明で昔の大学受験:物理を思い出した。熱力学・流体力学が生体研究に応用されている状況の一端に触れる機会を提供していただいた。

金曜日, 12月 08, 2006

自然共生シンポジウム

つくば国際会議場で開催。農水省関係研究所の成果発表。地味だが環境取り組の農林水版。水・生態・都市との連携の3大テーマ。民間ではやれない公的分野。勅使川原三郎氏・人間は不安定かつ不可解・舞踊で追及する。理性よりも感性。東北大・医工連携redeem講座受講・講師の両先生シンガポールから帰国直行・頭が下がる。受講態度に熱が入る。今日の東京・氷雨・先生風邪気味を自白。

木曜日, 12月 07, 2006

無形の経済・明日の成長

フランスでの知財提言。各国必死だ。米欧中印韓軒並み。そしてイノベーション。科学に近いところを狙えとの指摘あり・大学の浮世離れした研究を本格化させ若者のチャレンジ精神に点火させる・パラダイムチェンジを実現する。欧州中銀0.25%あげ3.5%に。日本も秒読み段階。昨晩サークルの忘年会・利害上下関係を伴わない同好の氏の集まりストレス解消に著効。

水曜日, 12月 06, 2006

労働分配率論議

この冬のボーナス話題に英国ロンドンのシティでは@2億円超のボーナス を手にする紳士が4000人にもなるとの記事。全くそういう世界もある。他方企業貢献多大の特許に一万円程度の報奨金ですまそうという日本企業。後だしじゃんけんで困るというならバランスのとれた柔軟な報酬見直し不可欠。役人根性の企業官僚がのさばっていては技術革新も画餅だ。掛け声だけでイノベーションは生まれない。フランス21が開局しブロードバンドでも仏英語で流すらしい。歌舞伎座にメトの歌劇映像上映が始まるらしい。政府税調が会長交替でインセンティブ税制にも手を染める気配。経済中立など迂遠なことでなく生きた経済に柔軟な発想で働きかけ税収を高めることに賛成。

火曜日, 12月 05, 2006

エリートの使命

税金を大量投入したエリート大学卒は社会発展のために特別努力する義務を負うべきとの指摘がある。全く同感だ。自己利益追求のあまり法を冒し法廷の厄介になる輩は国家社会の敵だ。グローバル化に3つの障害・食品・人材・企業。知らず知らずのうちにこれらについて内外差別意識がないかとの指摘がある。グローバル化のメリットを享受する日本は確かにこれらの点で世界の先頭に立つ気構えが要るだろう。世界の富125億ドル中・日本が世界1の平均@181千ドル・米2位144・中国2.6・インド1.1.これもグローバル化のメリット享受がしからしめたはずだ。および人口の1%が4割を保有するという(国連統計)。日米が相当部分を占める。世界貢献は日米の使命だろう。

月曜日, 12月 04, 2006

三角合併に

三角合併に課税措置で乱用防止策と報じられている。知恵者はいるものだ。道路財源のほうは揮発油税スタート・本丸攻めは08年度という・これは知恵と言えるか。社会保障への国費負担・弱者救済に限定すべきとの指摘・極めて賛成。保険料比例の負担は財政破綻へ直結。社会保険の本来機能に徹するべき。国家財政の44%20兆円を投入・うち社会保険に16兆円という現状。医療費のGDP比7%は国際水準という。支出合理化・保険料徴収・国税一体化など抜本策も必要。ファンドがオーナー企業に傾斜の動き・サラリーマン企業に革新的成長期待薄との見方。無軌道経営は回避せよだ。米語にJERK。先日のBusiness Week誌でウェルチが指摘。企業の中のお邪魔虫。追い出せとのご託宣。米国にもこういう手合いは存在。日本にも何かにつけ否定論・ネガティブ指向の輩は存在し組織に害毒を齎す。健全組織維持に監視の厳しい目必要。

女性との友情

007シリーズが女性製作者の登場でヒーローの女性との関係に友情を打ち出している由。全く結構なこと。大体世上のマスコミ・出版系統の扱いが偏っていたことを指摘したい。多数の読者が誤解して狭くこの世界をとらえ特殊なものに押し込めてきたと思う。もっとおおらかな雰囲気のほうが実態に合っていると思う。歪められた男女像がそこにある。当世結婚事情もその辺に源流があるのではないか。あらゆるプラスマイナスの呪縛を解き放って、人間存在の根源に遡った在り方の模索が必要だ。人口減少対応はその辺まで視野に入れないといけないのではないか。

日曜日, 12月 03, 2006

図工・音楽重視

日本人の表現力に着目して学校の図工・音楽にもっと注力すれば国際競争力がさらに高まるとの提言がなされている。これ面白いと思う。振り返って小学校までではこれらの科目が眼中にあったと思う。中学以降は能力不足・学力向上の前に視野から隠れた分野・無縁の世界に追いやられた。今になって受身の受容力には努力したが自前の創作・実演には体が動かない。もどかしい気もする。中には60の手習いで始める人もいるが特殊例であり多くはその任にあらずと遠慮が先に立つ。これでは文化的貧困から脱却できない。遠慮なくトライする雰囲気が要る。表現力には文字の世界もある。これもサラリーマン諸君は会社での事務文章・定型的文章はいいが個性的・文学的世界は無縁と思っている。文字の持つ複雑広汎深甚な力・言霊の世界が指摘される。鳥の囀りと人間の話言葉との連関を研究する動きもあるという。演説や講演もサラリーマンには無縁の世界・言わざる・聴かざる・見えざるでは人間衰退の一路必至。社会も大衆活力減退・権力者集中の悪しき構造に繋がる。教育問題はことほど左様に重大だ。

N響定期

弘前から直行し聴く。シューマン没後150年記念で3曲・指揮ローター・ツアグロゼク序曲・スケルツオとフィナーレ:ピアノ協奏曲:交響曲4番。ピアノ・ゲルハルト・オピッツ。指揮は達者な棒さばきでシューマンの魅力をアピール。ピアノも説得的好演。開演前の室内楽にバルトークの弦楽四重奏曲6番の一部。ビオラの首指揮店村氏が出た。1939年作という時代背景を窺わせる曲。

土曜日, 12月 02, 2006

水商売

商いにはいろいろある。飽きない・継続こそ力・他方人気の移ろい易さ・水商売。同じことを両面から眺めている可能性あり。飽きない・飽かせない不断の工夫・イノベーション。これがないと顧客信頼を失い人気離散。容色の衰えを芸の高度化とか表現の至芸にシフトするなど。青森で買い込んだ大粒のりんごと特大の大福で満腹。昼過ぎ弘前を発ち五所川原へ。地元企業主催の地域活性化セミナーに参加。講師に三鷹市図書館関幸子館長・花巻市起業化支援センター・佐藤利雄氏そして一橋大学・関満博教授。主催EMS社古川純也社長・父君・東北デバイス・岩雄会長ら地元勢60名余参集盛況。セミナー終了後の交流会で古川社長隣席・親しくお話でき溜飲を下げ得た感あり。辞去した外は霰まじりの雪世界。

水商売

商いにはいろいろある。飽きない・継続こそ力・他方人気の移ろい易さ・水商売。同じことを両面から眺めている可能性あり。飽きない・飽かせない不断の工夫・イノベーション。これがないと顧客信頼を失い人気離散。容色の衰えを芸の高度化とか表現の至芸にシフトするなど。青森で買い込んだ大粒のりんごと特大の大福で満腹。昼過ぎ弘前を発ち五所川原へ。地元企業主催の地域活性化セミナーに参加。講師に三鷹市図書館関幸子館長・花巻市起業化支援センター・佐藤利雄氏そして一橋大学・関満博教授。主催EMS社古川純也社長・父君・東北デバイス・岩雄会長ら地元勢60名余参集盛況。セミナー終了後の交流会で古川社長隣席・親しくお話でき溜飲を下げ得た感あり。辞去した外は霰まじりの雪世界。

金曜日, 12月 01, 2006

東北の12月

流石の寒気。でも東京と同じ動きらしい。盛岡に海外勢オペラ攻勢。グローバル化は地方にも着実浸透。記憶力低下を自認する旧知を昔懐かしいバーに誘いカラオケ挑戦。思いなしか本人記憶力回復の気配。引き籠もりが最大の原因。如何にして脳機能を活性化しぼけ防止を実現するかだ。

水曜日, 11月 29, 2006

国際分業

日本の未来を占うキーワード:国際分業。これを意識的に受身ではなく取り組んでいけるかがポイントだ。狭い国境意識に囚われていては未来は暗い。昨晩ニクラウス・アーノンクール指揮ウィーンフィルによるモーツアルト交響曲39・40・41番日本公演録画を視聴する。今評判のピリオド奏法の創始者。解説にビブラート排除・奏法(アーティキュレーション)・リズムの3点で 特異的との指摘が述べられそれを念頭に3曲立て続けの名演を満喫する。
世界を代表する管弦楽団・国際分業の大事例・N響も先日ロジャー・ノリントン指揮で39番を披露した。たちまちこの奏法取り込んだのは流石。若手ハーディングもマーラー・ユーゲント管弦楽団でこの奏法によるモーツアルト・ブラームスを披露した。21世紀に相応しい新潮流誕生だ。加えて現代音楽や現代美術が元気になるといい。先日の福武総一郎氏の講演で現代美術の効用を語っていた。その専門美術館を瀬戸内海の公害の島・直島に建設・世界中に評判浸透の様子。武満徹音楽の受容も世界的現象らしいし、NHKで毎週日曜日解説を作曲家の西村氏がやっている。聴いているとだんだん身近に感じられるようになる。

アメリカ農家変身

石油価格高騰で米国のバイオエネルギー推進農家は元気になっているらしい。流石アメリカ・500ヘクタールも経営する規模を生かして他の農家と共同でバイオエタノールや風力発電を手がけ、食料としての販売を転換して所得を一例として270万円から2100万円に高めた事例がBusiness Week誌に紹介されている。かたや日本は国産農産物の加工需要に心胆を砕き孜々として研究開発に税金投入の気配。日本の農産物由来のバイオ産業はまだあまり見えてこないがもっと表に出てきて農家も目の色を変えてエネルギー分野に乗り出す算段もあっていいのでなないか。小規模分散型農業には無縁の話なのかもしれないが。世界に雄飛する自動車産業も日本発だ。日本農業も世界に攻勢をかけるべし。農産物輸出だけでなく農業技術・バイオ技術・環境・加工など農業関連のあらゆる分野で先進的役割を果たす気構えを持つべし

火曜日, 11月 28, 2006

JASRACシンポジウム

毎年開催のこのシンポジウム・今年も聴きに出かける。非常に面白かった。緊迫した応酬も。著作権法改正問題や放送・通信融合進展を背景に聴衆多数参集。講師も多彩・文化庁・弁護士・大学教授・作家・評論家・ミュージシアン・寄稿家。米国発のiPotやYou Tuneも話題に。前者のメモリー30ギガを活用するため録音音源を片端から録音したくなる人々の例とか小泉首相プレスリー宅訪問映像を後者で簡単に入手した事例とか。後者は面白いらしいが映像画質は今ひとつらしいとか。ワンセグ受信なら画質はいいらしい。放送通信融合は急速に進むが著作権処理になお工夫が要ることも現実。その辺の事情の理解もシンポジウムでよくわかった。弁護士解説だけ聞いていると法律家特有の囲い込み意識で一般人の著作権問題理解・受容を難しくするとの感想を持った。彼らだけの問題にしてはならない。

月曜日, 11月 27, 2006

適正人口

人口減少に対処するため少子化対策が叫ばれ騒がしい。戦争対処に生めよ増やせよが合言葉だったことを連想する向きは事態を皮肉な目でみている。この国土に適正人口があるのではないか・その目安は食糧自給率だとする指摘がある。こういう議論はマスコミには載らない。農水省の減反政策は失政だとなる。江戸・明治期の日本は国土も国民も美しい国だった。来日外国人が異口同音に絶賛している。それを文明開化が惜しげもなく破壊した。日本の原風景はコンビニのないところにしか残っていない。若いときは無我夢中でやむをえないがどこかでバランスを回復しないと身が持たない。対症療法で凌いでも健康は保証されない。食糧自給率の話をしたら農水省傘下の独立法人研究所の40台の先生は海外に日本向け生産地が色分けできてそれがグローバル化なのだと屈託がない。農業技術指導で海外にはよくでかける。中国にもよく行くし今度は東南アジア行きらしい。でも自然も社会も危険が付きまとい現地入りは大変らしい。そういうところの産物に日本が依存している現実。グローバル化は薄氷を踏む面もあるし厳しい経済的現実を背負って
てもいるのだろう。

ZnOご存知?

高知工科大学と岩手県工業技術センター共催のZnOビジネスフォーラム聴講。東京ドームホテル大会議場が満杯になる盛況。今をときめくSnOに変わる新素材。まだまだ半信半疑の段階ながらTio2の先例もあり・目がはなせない新素材ではないか。欧米も中国・台湾・韓国も日本発のこの新分野に果敢に攻勢をかける動き。液晶の2の舞を演じない戦略があるかとの議論も。素人なりのこれは追跡に値するテーマとの印象を深くした。

日曜日, 11月 26, 2006

民主党の変節

参院選挙を目前にマニフェスト見直し・消費税引き上げ・年金財源充当案を撤回。選挙に負けたらマニフェスト見直し;この論理明快で結構なこと。政策はひとりよがりであったり一部利益奉仕であったりしては維持できない。族議員や業界べったりの道路財源一般財源化反対もいつまでもちこたえられるか。自動車そのものが温暖化ガスの元凶視され産業存続が懸念されないか。第2のたばこ産業にならない技術革新をやらないと危ない。財政論における担税・担税力のある財源補足が税の大前提。税金が皆ほもつきになったら国家財政は体をなさなくなる。消費税の社会保障財源論も似たり寄ったり。理論の大道にたちかえり全体利益の追求に目を据えて国家百年の大計を忘れない姿勢こそ政治家の使命だろう。

土曜日, 11月 25, 2006

新聞・ラジオなどメディアとどう付き合うか

その財源である広告スポンサーとの関連で公正・客観的報道がなされない懸念が持たれる。若い人々で両方に無縁の向きも増えているとも聞く。少なくとも 広告主業界の足を引っ張る情報はとりあげないくらいは朝飯前だろう。既存メディアだけ追いかけていると、世界の全体像が掴めず、真に重要事項からはつんぼ桟敷に置かれることは十分に想像される。その間隙を埋める手立てを持っている特権階層はいいが、一般人にはアプローチできない。そんな構造が全世界を日本を含めて覆っていると見たほうがいい。それを市民レベルで打開する工夫はないものか。既存巨大メディアの外縁にある独立出版業者など草の根の動きを起こし育てる・ネット上の情報流通で大手寡占を脅かす・その変身を迫るという方向がWEB2の時代に見えてきたと思う。

金曜日, 11月 24, 2006

たそがれ人生

女性の書き手が男性の生き様の魅力に「たそがれ」の美を説いている。男の色気がその辺にあるのかもしれない。夕方のラジオ音楽番組に登場する男性歌手の歌う歌にもそういう点で訴える曲を聴く。結構男性のわが身にとっても心地いいムードを感ずる。まっしぐらに前向きにという生き様から身を引いたその風情は共感を呼ぶ。女性の母性本能をくすぐる可能性も否定できない。我を張り合って俺が俺がでやってきた向きもどこかで「たそがれ」感を味わう機会が必要だ。生まれ育ち働き引退しいずれ死ぬ:あくせくの人生・戦闘のみの人生では身がもたないしなにか大きな忘れ物を置いてきぼりにしてきた一生ということになりかねない。

木曜日, 11月 23, 2006

IT不活用

IT装備率ではひけをとらない日本だが生産性で大差と指摘される。日本の特に中小企業のIT不活用は改善を要する。伝統重視は大事だしブランド化とかそれなりの工夫はなされていようが、世界の進運に伍して進む場合折角のIT活用に真剣にとりくまない怠惰は許されない。経営の高度化・生産性向上の重要性にもっと鋭敏であるべし。補助金やお上頼みや談合やの甘えの経営は企業存続を危うくする。中小に甘んじローカルに安住する情けない中小企業に魅力ある人材はやってこない。従ってジリ貧が積の山となる。これでは地域活性化・豊かな地方生活は画餅に帰する。東京集中が加速し地方は格差社会の他方の負極となるのは目に見えている。視野狭小・我田引水・硬直的・自己中心的・権威主義的輩が跋扈する地域では移住意欲も失せるというものだ。

水曜日, 11月 22, 2006

勤労感謝の日

第3の人生をここ8年ばかり追求してきたが、そろそろ宗旨替えを模索する気がしている。家に閉じこもることから意識的に避けて社会との日々の接点を求めて勤労生活を続けてきた。この辺で家庭復帰・趣味追及生活に移行するのも一案かなと思う。まだ満足にやれていない海外旅行とか新しい手習いごととか。体が動くうちにやれることをやるということだ。新聞の訃報欄には目が行くが同世代のそれは身に迫る。とりあえず無病息災に感謝し人生充実に努めたい。

火曜日, 11月 21, 2006

林立する高層ビル群

東京駅周辺や赤坂や大手町・変貌著しい東京都心。区への権限委譲で都と区がもめている。豊富な税収を召し上げられる千代田区が政令都市移行を指向する。都民の自治参画意欲希薄を逆手に都民不在の都行政。ロンドン・上海など先進事例を参考に巻き返しを計るべし。さもないと定数不利のまま道州制論議に埋没する。

月曜日, 11月 20, 2006

本日好天

昨日の冷雨とは打って変わる晩秋の青空。東京の街路樹も紅葉っぽくなってきた。暖房も時々必要になる。日本株が冴えないことで税制論議が槍玉に上がっている。日本の証券市場もまだ病み上がりか。大銀行自体もしかりらしいのだから。企業業績好調に翳りも懸念されるのでは、消費への点火が覚束なくなり、折角の景気長期記録がふいになる。まだまだ頑張ってもらいたい経済好調持続。金融舵取りも慎重にも慎重を期する必要がある。地域経済への浸透もまだまだだろう。ドイツの新首相も苦労しているらしい。この世界・単線で突っ走るのは何処も無理ということ。世論も常ならず。イラク手詰まりで議会が民主党に大きく傾斜したアメリカ。日本の民主党はまだヘゲモニーを左右できる力量不足。

日曜日, 11月 19, 2006

もどかしい日本

景気持続で一息ついているところへ地方自治のお寒い実態が次から次へ明るみに。地域起こしのへの熱意に冷や水を浴びせる現実。中央集権と地方分権の狭間の過渡期現象だろう。だが後戻りできない。分権を名実ともにする努力必要。情報公開を絵空事にし縄張り意識で取り仕切ろうとする役人任せで議会も名誉職に甘んじチェック機能を果たさず・不祥事続発は必然。先進事例も探せばあるはず・真実は細部に宿るという。マスコミもマイナス案件だけでない建設的事例紹介にも努めるべし。

東北大REDEEM受講

毎月1回の受講で6回目。あと2回および実習が残る。医・工連携推進の目的で工学系技術者に医学を修得させようという1年間のプロジェクト。解剖学では中枢神経・末梢神経。午後細胞工学・耳がテーマ。目や耳は中枢神経の大きな分野を占める。メカニカルな部分と蛋白質の働きがつぶさに紹介される。一人の人間として医学知識は必須だがこういう機会でもないと体系的に習得することがない。ありがたい研修。耳の講義でストレスの話が出て、ストレスによって耳の機能が強化される話が紹介された。ストレスにもいろいろある。恐らくプラスにもマイナスも。そし遺伝子が出てきて蛋白質も出てくる。生体は深遠・かつ不可思議。 今日の新聞広告に「病気にならない人は知っている」ケヴン・トルドー著が紹介されていた。まだ店頭には見当たらないが、手に取って見てみたい。

土曜日, 11月 18, 2006

MEMS講演会

りそな中小企業振興財団主催で立命館大学の先生講師。マイクロマシンとエレクトロ二クスを一体化する新技術。半導体技術にマイクロマシンが組み込まれる。応用分野は広汎・バイオ・農業にも貢献見込み。但しコストに難点。製造装置が高価。開発途上だがフォロー必要と感じた。イノベーションなくして将来はないのだから。周辺関連技術の進歩だって期待できようから。

木曜日, 11月 16, 2006

M&A盛んに

キリンがメルシャンを吸収合併するという。王子の北越合併提案が契機に日本の老舗大企業もなりふりかまわぬM&Aに乗り出した。日立・GEの原子力・日清食品の明星食品買収。事業部門の分割外部売却も活発化。不採算部門処分・資源集中が加速。グローバル化を実践する結果海外依存が過半となる企業続出。翻って地域経済はどうか。相次ぐ自治体首長の不祥事で無駄な選挙費用を支出し 、相互信頼の美点を喪失した不安に満ちた姿が見え隠れする。国土形成計画はその辺を見据えたしっかりした内容を作り上げて欲しい。人的社会資本形成・維持強化に視点を置きソフト面を重視し人材育成・活用に意を用いる必要がある。他人まかせではない市民としての社会貢献を助長し自発的・創造的・相互信頼的人材を養成育成する施策を実施すべきだ。

水曜日, 11月 15, 2006

断酒の効用

断食も効用ありとされる。1日1回しか動物は食事をとらないらしい。断酒の効用を指摘したのは先日懇談した同期のボート部知己。糖尿病懸念を診断され運動療法と取り組んだが、はかばかしくなかった。断酒を実行したら見る見る血糖値低下・目下グレイゾーン到達・焦眉を開いたと述懐。実は小生にも適合体験。心臓不整脈で先年4日入院しカテーテル挿入・心筋焼灼手術で施療。アルコールやその他ストレスが病因との指摘が耳に残った。紆余曲折を経て断酒実行に及び再発防止に著効あることを実感済み。食道がんを内視鏡手術でクリアした同級生・舌癌で結局早逝の従弟・食道がんを放射療法その他でクリアしつつある職場同僚夫人。人間ドックを年1回きっちり受検する近親者。健康をめぐる各位の模索が続く。

火曜日, 11月 14, 2006

メッセージの発露

ロボットとゴリラ・同じように2足歩行するが、後者には前者にない強いメッセージの発露が感じられるとの指摘を日経夕刊のコラムで読む。人間の動作にもメッセージ性は当然存在するが意識するかしないかだ。同じ動作でもその仕方でメッセージ性の強弱が生まれるのではないか。 演技とか舞踊においていかにメッセージ力を高め観客に訴求できる内容表現をものにできるか。芸の深浅・水準の高低はそこから生まれる。それに向けた精進鍛錬がものを言う。

月曜日, 11月 13, 2006

環境対策本気モード

トヨタ・ホンダは無論だがアメリカも共和党大敗で京都議定書対応に変化もとの見方が出ている由。温暖化の元凶として石油・自動車企業が訴訟対象になるかもとの米国内の動きも報じられている。たばこ産業も巨額補償の判決が出ている。対策に手抜かりがあれば訴訟リスクもある厳しい21世紀の現実。日本史・世界史履修漏れで露呈した文科省行政の無責任行政。教育委員会制度の欠陥も露呈。一律無個性教育体制下では国際競争力ある人材育成は望めない。個性的教育奨励・学校間の競争奨励が一案。寺子屋のほうが維新人材輩出の成果からみても優位とは情けない。高度成長後の操舵を間違えた。日教組対抗に明け暮れたり。歴史教育の空洞化が日中摩擦の一因だろう。歴史科目を暗記ものに追いやる教育では歴史が泣く。先人の恩恵を正しく認識し己を正す姿勢が欠如すれば社会の健全な発展は望めない。連帯精神が失われ宗教心が欠落し自殺やいじめが横行する。どこかで正しい手を打たないととんでもないことが起こる。社会の健全な復元力を取り戻す方策は何か。生体なら誰しも持っている自然治癒力は社会には期待し得ないのか。

日曜日, 11月 12, 2006

寒気到来

急に11月らしくなってきた。朝はコートが要る。日中は好天で過ごしやすいが。北の山の紅葉は峠を越し平地の公園が最盛期らしい。盛岡の知己との電話情報。シニア後半の各位・健康に不具合出るも治療効奏・元気回復の向きも存在。配偶者を送って自適のその連れ合いとか様々。 年賀状の交換も途絶となる向き・あいも変わらぬ出状組・いろいろ。それがシニアの特性・文句を言い立てる必要なし。気が合い機会がめぐり合えば顔を合わせることもある。音信不通が突然回復したりする。まず身の回りの整理が先決で余裕が出来たら外にも関心が向くというものだ。周りから言い立てることはなくていい。

オンド・マルトノ

電子楽器の走りというフランス生まれの楽器・これを取り込み作曲したオリビエ・メシアンのトウランガリラ交響曲の一部を聴く。クラシック音楽だからといって現代音楽の受容が遅れていいわけがない。武満作品といい、オリビエ・メシアンといい受容が進めば興味も共感も十分得られる作品だと思う。昨日のN響は楽器の配置がノリントン氏の注文で変わっていた。コントラバスが最後部一列に並びホルンや木管がその前・トロンボーンやトランペットは右側後方・バイオリンは第1が左・第2が右に別れ最前列・中央左がテェロ・右がビオラ。そしてピュアトーン:効果十分うなずけた。

オンド・マルトノ

電子楽器の走りというフランス生まれの楽器・これを取り込み作曲したオリビエ・メシアンのトウランガリラ交響曲の一部を聴く。クラシック音楽だからといって現代音楽の受容が遅れていいわけがない。武満作品といい、オリビエ・メシアンといい受容が進めば興味も共感も十分得られる作品だと思う。昨日のN響は楽器の配置がノリントン氏の注文で変わっていた。コントラバスが最後部一列に並びホルンや木管がその前・トロンボーンやトランペットは右側後方・バイオリンは第1が左・第2が右に別れ最前列・中央左がテェロ・右がビオラ。そしてピュアトーン:効果十分うなずけた。

土曜日, 11月 11, 2006

カネ余りの功罪

日銀低金利政策が世界の金融を支え日本の輸出産業を支える構造がはっきりしてきた。いずれ金利引き上げは想定しなければなるまい、を世論に訴える記事だろう。早ければ12月あたりとの予想者が増えているとも。家計配慮も必要だろうし。特区に小学校の農業授業・雑穀で焼酎・木造建築の老人ホーム:みな面白い。反面いかになにもかも規制がきついかを知らされ愕然とする。サービス経済推進も思いやられる。製造業はたかだか20%・人口減少社会キープには非製造業の生産性アップだが規制・規制で動きがとれないのが現実。談合がまかり通った建設業にイノベーション不在・競争不全産業を護送船団方式や談合やで温存してきた官僚統制から一刻も早く脱出し米中間選挙のような変わり身の早い社会構築に軸足を移すべし。変わらない強みと弱みなどと指摘され悦に入っている時期ではあるまい。

N響定期

今日の午後のN響を聴く。サー・ロジャー・ノリントン指揮・Vソロ・庄司紗矢香でベートーベンV協・ヴォーン・ウィリアムス交響曲第5番。前者はソロの名演と所謂ピュアトーンで聞かせ後者は指揮者お得意英国音楽で大拍手に包まれる。庄司氏20歳前半の新進ながら音の強弱のつけ方など印象的。曲中のカデンツアはご本人の自作と場内掲示。アンコールにバッハの無伴奏ソナタの1楽章丸々を弾き喝采を浴びた。今丁度NHK・FMがリヒアルト・シュトラウスの歌劇を放送している。甘美なメロディー・吉田秀和氏解説。

金曜日, 11月 10, 2006

米国経営者

労働者平均の300倍を貰っているらしいが反面の厳しさ。業績・株価に動意を示し得なかった経営者の末路哀れ。即退職。ブッシュ失政の責任を明示するブッシュ氏:それをやらないと自分も沈する。米国政治は冷徹。でもイラク戦争を終息させるにはまだまだ汗を・予算・人命を求められよう。超大国の次なる担い手不在;はてどうなうか。ブッシュ氏も沈思・安部首相も取り巻きスタッフとしっかり検討のうえアクションしてもらいたい。

木曜日, 11月 09, 2006

税収増加

案の定自然増着々実現中。増税論者の思惑とは裏腹に景気持続効果が現れつつある。この上はいかにかしてこの折角の流れに水をささない政策配慮を払う必要がある。それには大局観が大事。縄張りあらそいや面子あらそいは願い下げだ。ブッシュ大統領・電撃的に国防長官更迭・堪り兼ねての引責辞任。しかし政策手詰まりは打開できず・進退窮まった感じもする。欧州諸国の協力や知恵も借りて局面打開に努めるしかない。米国独走には限界あり。アジアは中国抜きはあり得ず。国防省から国務省に軸足が移るのだろう。北朝鮮も息を潜めて成り行きを注視しているはずだ。

アヒルの水かき

基本動作の重要性;アヒルの水かきだ。これをしっかりやっていないと化けの皮が剥がれ持続性のない結果に終る。世の中作用・反作用:give and takeの世界。そしていい発信をすればいい反応が返ってきて、またやる気が喚起される。そういう好循環を色んな場面で実現できれば人生なり世界は幸福になる。反対は悪循環。救いようがなく自滅あるのみ。方針が悪いとそうなる。対処方針が適切かつ正孔を得ていること。結局政治の問題;従って政治家選択は中央・地方を通じ致命的重要事。ブッシュ大統領もそろそろ賞味期限が近づいている感じ。対抗馬に魅力的指導的・次期開拓啓示的人材は居るのか。世界の注目が集まる。

水曜日, 11月 08, 2006

団塊の世代

昭和22年から24年生まれの世代人口が他世代に比し突出して多かったので、堺屋太一氏が命名した。身内にも該当者がいる。昨日のフォーラムに講師登場した荒俣宏氏も同世代。代弁しての内容興味を惹く。東京・上野で戦後の東京で成長・当時の写真を披露しつつコメント。小学校授業風景・新宿・渋谷・池袋・山手線車内の女性・長屋住まいの男性の新聞を読む姿など。当時父親は職なくぶらぶらしていて母親が生活費稼ぎの柱とか小学校同窓生の親に勤め人は500名中20人くらいだったとか。米・味噌を隣近所で融通しあう日常。新宿もビルは三越・伊勢丹くらいであとはバラック・池袋も西口は東横(今の東武)くらいで木造低層長屋の波。渋谷も然り。今のどこか地方都市の景観。戦後の学園紛争の主役。ツッパリのスタートだが長ずるに及んで企業尖兵化し高度成長の戦力となる。聴講していて身内の心理がよく理解できた。かく申す昭和一桁生まれも同級生の親の職業にサラリーマンはごく少数・教師子弟とか。農家・商家子弟が大勢だった。今同世代の大量リタイアをどう対応するか・一案がNPO活動との提案・これ名案かも。

潮目は変化

米中間選挙・民主党余裕の勝利の気配。米国民は共和党離れ明確。イラクに攻め入ったはいいが多大の損傷:そんなはずではなかったのが大多数の米国民。ネオコンは別;しかしその尻馬に乗った共和党は今回凋落。ブッシュ大統領も迫力喪失。世界は混迷:プーチン:胡主席・安部首相に移行するのかも。安部首相を支える事務局もしかりしないとブッシュ大統領の2の舞に。北朝鮮処理の手際如何がものをいう感じ。国内経済・財政再建は担い手多数:外交・軍事は担ぎ役少数。わかる人も政調会長・幹事長など一握りでもっと人材に厚みをつけ拉致問題の2の舞にならぬ工夫をしてもらいたい。無駄な税金を払っていると思わせない流石という政策・実施例を示せ:公関連諸君。

フィリップ・マヌリ

作曲の「響きと怒り」1998年作品を今聴いている。現代作品としてもほやほやのもの。それが全く違和感なしに受容できている。現代音楽への抵抗などと全く無縁の世界・響き。チャンスがあったら是非お聴きを。絶対お勧め。不可解な所謂現代音楽とは一線を画す。仏出身の作曲者は目下米国大学で教鞭をとっている由 。所謂現代音楽を身近に鑑賞させる作品。聴いていて判るところがいい。ひとりよがりでないとか、原因があるに違いない。楽譜筆記職人の話が日経文化欄に。モーツアルト自筆楽譜も乱筆ではなかった。書き手によって作品の受容が違ってくるらしい。マヌリの作品押し付けがましいところがなくスマート・繊細・洗練・音が綺麗。不協和音・しかし響きあう。和音ではないしグレゴリア旋法でもなく紛うことなき現代の音だが、柔軟で嫋嫋たる余韻も。フランス的洗練の一表現。日本人は書けるかなと思う。決して弱くはないのだ。不協和音だろうがでも喧騒には至らない。流石現代フランス代表作家。

火曜日, 11月 07, 2006

科学技術予算使用是正策

東大・浅見泰司教授の論稿が日経に載っている。予算獲得に精力を使い果たして、確保したあとの適正使用が等閑とは頂けない。大学や文部省はそういう体制なしに巨額国費を予算化してもらい、感覚麻痺といわざるを得ない。景気回復に動員された公共事業支出の2の舞にならない対策を早急に樹立しなければならない。その気になれば知恵は出るはず。研究開発の実効性を如何にして確保するかは焦眉の急。研究開発の社会貢献などという迂遠な議論ではなくもっと実務的に遺漏のない対策を実施することが肝要だ。公共事業支出も業界の古くからの談合体質を維持強化させ、地方自治を麻痺させ腐敗体質を強めただけではなかったか。相次ぐ大物知事の引責辞任・裏金経理暴露どうしようもない。これで21世紀日本をキープし前進させられるのか。関係者の猛省を求める。参議院選挙など国政・地方選挙にその要求を反映させなければならない。電機業界も惨憺たる体たらく。NTT独占体制のもと井の中の蛙よろしく狭隘な国内基準の競争に明け暮れている間に欧・韓諸勢力に大差。自動車とは対照的凋落ぶり。同じ日本企業だから研究に値する現象だ。トヨタはいすず株を取得しハイブリッド車からディーゼル車にも触手。ホンダもアメリカで新種ディーゼル・エンジン車を売り出し・世界戦略を着々進める。電機業界に世界戦略不在。

月曜日, 11月 06, 2006

仏像展後日譚

後で確認したら渡岸寺の11面観音展示は11月7日以降との説明発見。もう一度足を運ぶべきか思案中。昨晩旧職場同期4名清談会で顔を合わせた面々の相貌が、滋賀出身のF氏は円空佛に、鳥取米子出身のM氏は木喰佛に、石川金沢出身のT氏は射水神社出品の男神像に相似であることを発見。一木彫の魅力を再確認。M氏本山の京都・東本願寺に月央参詣・その足で奈良・法隆寺に夫妻同伴参詣の由。12日までの正倉院展も視野に入れていたらしいが、奈良・京都ともホテル満員らしかった。さもありなん。齢シニア後半ともなると欧米に入れあげていたT氏も神社・仏閣再発見に傾斜の様相。歓談尽きず2軒はしご酒となる。

日曜日, 11月 05, 2006

電車遅延

月曜日というとトラブル発生・辛抱して車内待機。混雑する平行路線敬遠・結構皆そうだ。息急ききって走り回ることはしない。余程切迫した事情がなければ。昨日のNHK音楽祭放送に登場したロジャー・ノリントンN響を指揮して聴かせる演奏を展開。途中から聴いたエルガー・チェロ協奏曲・品川梯一郎とモーツアルト交響曲第39番。前者は手練の指揮魅力ある独奏者・後者は古楽演奏で培ったピュアトーンで訴求力。夜のN響アワーは10月米国公演と先日定期紹介。前者は好評だった由後者は仏女性ピアニストによるバルトークとラベル・ダフニスとクロエ。改めて各作品の魅力認識。

土曜日, 11月 04, 2006

久し振りの上野公園

先日は雨天の文化会館行き。今日は曇天ながら日差しもある国立博・仏像展参観。開場時刻前に着いたがさほどの行列なし。1時間半ほど木造の仏像65件を見て回る。お目当ての渡岸寺の11面観音はなかった。木彫ではないのかも。岩手・天台寺(浄法寺は所在町名)聖観音と藤里毘沙門天は独特の魅力・個性あり・感銘。伝来の檀像にも逸品。奈良期渡来仏師の手になるもの・日本人の手になりものの対比興味の的。円空・木喰作品も見応えあり。堪能した1時間半だった。公園はまだ紅葉せず・兆しが少々といった感じ。森林規模たたずまいから言って世界水準の公園だ。不忍池もあるし寛永寺・美術館博物館コンサートホール完備。

明日の予定

評判の仏像展に出かける予定。昨日出かけたはずの女房がどなたかと電話のやり取り。2時間待って鑑賞したとか。開始時間よりも早めに出かけて入場順位を上げる必要がありそう。東京も便利でいいのだが人が多すぎるのが欠点。日本中から名だたる木造佛の名品を集めて開かれるイベント。国立博ならではの力技。田舎の岩手からも藤里の毘沙門天と浄法冶寺の名品が出品されている。早くも出かけた旧知からいずれも感銘とのメールをもらっていて明後日彼を含み旧知たちとの会合予定あり・明日見ておく意味がそこにある。気の抜けたビールにしない気配り。滋賀・渡岸寺の11面観音も展示されるはず。これは現地で拝観済み。土中に埋めて地元の信者が戦国の戦乱から観音様を守ったと聞く。近江の彼の地は当時動乱の真っ只中。信長・秀吉・長政・お市の方入り乱れて覇を競った。そして観音信仰。目が回る時代相。藤里や浄法寺も戦乱の奥州の産物。奥六郡が王道楽土であり得たかどうか。仏教と戦争は密接関連。現代のイスラムとテロと米軍は相似かも。

金曜日, 11月 03, 2006

ジャクソン・ポラック

同氏の絵画が163億円で取引され有史以来の絵画高額取引と紹介されている。アクション・ペインティングの技法で有名な米国現代画家(1912~1956)。その一作品が往時在職した勤務先の役員会議室に掲げられていて目にしたことがある。横長の数メートルもの長さで、塗料をしたたらせた黒一色の鮮烈な印象だった。現代書道に通ずるような気がしていたが、記号的要素はなかった。その後のこの作品の運命は知らずだ。バブル最盛期に購入されその崩壊とともにどこかに処分売却されたと思う。バブルの翻弄に怒りがこみ上げるが、そんな一こまもバブルの遺産だ。

木曜日, 11月 02, 2006

11月入り

そうこうしているうちに11月入り。年賀状販売も始まる。年末スケジュールが立て込み始め、ダブルブッキングに注意が要るようになる。年末という区切りに人々の動きが慌しくなる。紅葉もシーズン入り。遠出をすれば名所も多いのだが億劫が先にたって足が向かない。自家用車が殺到して渋滞発生などいう記事を読むと出かけれう気にならない。割引切符もそういう時期には期待できない。シーズンオフの発行時期に遠出の計画を立てることになる。会合スケジュール目白押し。皆趣旨とメンバーが異なる。それぞれに個性があり出席の意味があってのスケジュール折込となる。人に会うというのはそれだけで仕事であり生活の一こまだ。人生そのものかもしれない。

symantec Vision 2006

米国セマンテック社主催同社製品紹介のフォーラムを聴く。インターネットの進歩と裏腹にウィルス・スパム・フィッシングなど円滑なweb運営に多大の障害を齎すネット上のトラブル惹起者の横行が米国発:中国発:ブラジル発など多発していて、Webセキュリティ確保ソフト・ハード提供企業の活躍が求められている。セマンテックはその有力な一翼を担う。中東発・北朝鮮発のテロ・拉致と相似の現象。身の回り日本だって危ない。正体不明の震源から発する異常現象を如何に抑止し被害から身を守るか。嘗ての平和な農村的共同体は崩壊し、顔の見えない犯人が悪事を重ねる時代となった。

火曜日, 10月 31, 2006

国勢調査

2005年結果で人口減少がはっきりした。都市集中も進んだ。少子化対策や移住促進がクローズアップされる。社会現象なだけに即効薬がない。時間軸を折込んだプランにならざるを得ない。安心して子育てができる社会を官民協力で実現しなければならない。厚生省に任せておけばいいというものでもない。自治体レベルで地域の実情に合った個性発揮型の政策が望ましい。企業の協力も欠かせない。移住促進も然り。殺伐事件横行の地域は敬遠される。個性と人々を引きつける社会・地域作りが決め手だろう。

月曜日, 10月 30, 2006

NHKサンセットパーク

月曜日は海外ポップス。たまたま帰宅が早くて聴く機会あり。物知り英語塾の木金がポップス専門。その魅力再発見していただけに番組再認識。頭文字Lで始まる歌手特集。どこか何時か耳にしていたメロディーこれまで無縁と勝手にきめこんでいた曲を改めて聴く。それにつけても思いこみで世界を狭くしてはいなかったか、反省しきり。

東京4大学連合文化講演会

一橋・東京医科歯科・東京外国語・東京工業の4大学連合による文化講演会を聴く。文系理系の大学連合。社会保障・生命科学・文化人類学・建築学の泰斗・気鋭の講師陣それぞれに聴かせる内容。学会・研究成果発表会とは異なる啓蒙的要請に応える講演ぶりに聴衆から惜しみない拍手がよせられていて盛況。真の研究者ならではとの印象を持った。

日曜日, 10月 29, 2006

技術進歩の陥井

今度はソフトバンク・ボーダフォン。社会インフラを担う大規模システムを順調にトラブルなしに立ち上げる難しさおよび代替策事前準備の重要性を痛感させられる一幕。若さだけ意気込みだけで突っ走ると危ない。折角のシェア脱回策がポシャる。先端を走るにはそれなりの準備が配慮が要る。ソニーのリチウム電池500億を擦る。技術陣はさぞ忸怩たる思いだろう。ゲーム機の遅れもある。退勢挽回のお手並みが問われる。栄華を極めたGMフォードの例もある。手遅れにならない対応を望む、神野直彦氏スゥエーデンの「する」文化を賞揚。同感だ。トラブル続きの日本の反省点・評論家・観客ばかり・文句をつけるばかりで建設的でない・日和見主義・責任回避の官僚根性ばかりが目立つ。

土曜日, 10月 28, 2006

風景と記憶

両者は密接に結びついており人の脳の活動を支えている由。また作家・村上竜氏は描写力が作家の決め手であり風景の鮮明な記憶がその前提だと言う。脳の働きの凄さを知るにつけもっと活用しなければと思う。書くことは結果の整理・記録であって創造の道具ではない。先ず脳力を最大限に発揮させて創造物を作り書くのは結果取りまとめだ。その昔の大先生の講義をノートすることが勉強だという間違った教育がすりこまれて今日まで来た。日本人の英語同様畳の上の水錬。訟下村塾や緒方塾や足利学校の精髄いまいずこだ。

金曜日, 10月 27, 2006

新庄剛志選手

日ハム優勝の原動力。惜しまれつつの引退表明。破格型破りの華麗プレイでプロ野球活性化に寄与。お行儀の良さが幅を利かす日本的風土に涼風を送る。頑固狭量は諸悪の根源だが無自覚が最悪。他人を先制しアグレッシブであることだけが生き甲斐となるともう老害公害もいいところだ。柳に風しか対応の手立てがない。いずれ誰も相手をしなくなり孤独をかこつことは目に見えている。北朝鮮の将軍様はどんな展望のもとで世界世論を敵に回し核開発に狂奔するのか。国民も監視体制下反対できない。中国も地方の農民は政治的に無力状態らしいが。名望家政治を脱し真に自立した市民政治に向け内外の抵抗勢力と対峙してゆく必要がある。

木曜日, 10月 26, 2006

孫正義氏の采配

携帯戦線異常あり。番号継続を巡るシェア争奪戦切って落とされる。なにせweb料金低下の原動力。この流れを応援しない手はない。示し併せてボーダフォン鞍替えの動き出よう。新機種無料にもなるらしいし。日本企業の事なかれ体質に風穴を開け消費者主権を確立してほしい。枝葉末節にばかり拘り事態の本質を度外視する洗練されざる粗野な田舎丸出しを増長させてはならない。

水曜日, 10月 25, 2006

金売り吉次

その昔平泉藤原氏治下の東北と京都を吉次なる金商人が往来し文物・情報交流にあたったという。奥の細道の芭蕉も奥羽を歩き数々の名句を残した。早池峰神楽も西から伝来したものだ。網野善彦氏の世界がこの地に広がっていて人々の交流が盛んであったに違いない。目下は東京根拠から脱却困難だが交流なら可能だ。せいぜい気にいった気になる土地や人々との往来に入れあげていきたい。好天の栃木路を巡り今日と明日過ごす予定。小山乗換え水戸線で下部・そこから真岡鉄道で真岡下車・新規開店のベーカリー表敬訪問。大阪出身の人々。北関東は各地から参集する土地柄・移住促進策不要。先日のつくばフォーラムでも多様人材謂集を窺わせる内容だった。つくばエクスプレス開通で沿線開発推進意欲高まる。那珂湊港整備も北関東にプラス。日光にもJR乗り入れ・観光開発も欠かせない活性策。先日岡倉天心紹介記事・太平洋を望む五浦に別荘・明治の日本美術指導し東西文化の架橋築く。真岡鉄道ディーゼル1両・秋晴れの平野を疾走する。ときにSLも登場する。真岡駅舎はSLを模したユニークな建物。はるかに筑波山。新築開店の訪問先
ベーカリー洒落た雰囲気。折しも昼どき若い女性中心に賑わう。ガラス窓越しにベーカリーが眺められる・インハウスベーカリー。フードビジネス進出は念願たった由・なによりやる気が大事・声援を表明し辞去。それから走り出して1時間半・次の会合目的の自治医大到着。会合の始まる夕方までどうするか。

火曜日, 10月 24, 2006

晩秋の岩手

紅葉は遅れ気味の印象だが昨日来の寒気で加速されよう。平野部でも今日の好天下黄金色の木立ちが秋日に映える。刈り取りの終わった田園の向こうに奥羽山脈の山並み。草間弥生女史のインタビュー記事を目にする。創作に明ける日々・モーツアルトもそうであったと想像する。石油税の一般財源化に官・道路族が抵抗との報道・税理論に無知な輩は困りもの。担税力があるから課税するのであって道路建設のために課税されるのではない。だから目的税はお呼びでない。年金目的増税もいかがわしい。某党党首の議論はところどころに違和感を覚える。妙なところで慎重だ。周辺事態対応など。ミサイル防衛など核武装の前にやるべきことが多いはずだ。

月曜日, 10月 23, 2006

不通理由判明

早速各位にgmailしたがうまく処理いただけたろうか気になる。かく申す小生もlTは試行錯誤。でも画面の説明を読み込むとかベンダーに電話するとかで凌いできた。そのうちに処理力も増進する。lTリテラシーはその結果としてもたらされる。エクスプローラーで読めないのはマイクロソフトの陰謀ではなくgoogle側のsns的配慮ではないかと思いかえしている。google党を増やすための。前文でgmail全面利用を記載漏れした。とても便利。関連送受信を纏めてくれる機能あり・今回の不通問題対応に助けられた。挑戦といえばskypeもお勧め。海外に威力発揮・小生未経験だが。国内でも重宝している。ときどき音質で文句が出るがlP電話だと言うと治まる。相手もダウンロードして使ってくれるとテレビ電話になるが目下は大学の先生1人だけ。痺肉の嘆を囲っている。

日曜日, 10月 22, 2006

狭量なマイクロソフト・エクスプローラー

各位にGoogle でBlog開始をお知らせしたが多くの方から読めないとの反応が寄せられURLのスペル確認などに追われた。ふと思いついてインターネット・エクスプローラーを立ち上げて検索したら真っ白・無反応。これでその訳が判った。全くマイクロソフトなど糞食らえといいたくなる。だからこそ無料ソフトの浸潤を受け守勢に回るわけ。モジラへの切り替えを慫慂し同志を口説かなくては。ワード・ソフトも英語版では公開された。日本語も時間の問題だろう。モジラもGoogleでダウンロードできるしシマンテックのあるバージョンも無料利用可能だ。次回切り替え時はGoogle経由と決めている。スケジュールも入れたしここすっかりGoogle党だ。

日中途絶

今日午前中このbログは途絶し投稿できず。夕方アプローチしたら復旧していた。Googleにも色々あるということ。紅葉シーズンながら天候不具合方向。早めに出発しBicycleで走り回ることも考えたが・霧雨といいつつもうっとおしいので見合わせ・最低限の日程で明後日出発にした。秋の夜長はクラシックがいい。今朝のNHKは安川加寿子のピアノ・ショパン尽くめ。今の若い人とは違って優美との評・戦前渡仏しコンクール1位。上原彩子のピアノを先日聴いた記憶・ムソルグスキー・展覧会の絵・堂々たる演奏。 今の番組はショスタコービッチ交響曲5番を流すはず。バレンボイムのベートーベン・ピアノ演奏を録画済みだがまだ聴いていない。エフゲニー・ムラビンスキー・レニングラード交響楽団と出た。その昔小生購入したLPもその顔ぶれだった。清澄な運びで第1楽章が始まる。それとガーシュインの映画アメリカ交響楽・無論白黒。昭和20年代・田舎の文化ホールでの上映だった。

金曜日, 10月 20, 2006

ユーチューブ

Googleが巨額資金をはたいて誕生から間もない映像ネットサイトを取り込むという離れ業を実施した。日本からも投稿多数と見えて著作権協会の要請を受けて3万本の投稿を削除する騒ぎ。著作権者は気が気でないだろう。他方CCなる新アイデアも唱導されている。曰くウリエイティブ・コモンズ。製作者が著作権を主張せず自由使用を認めてしまう。普及・拡大にネットの力を活用する。IT技術進歩で著作権管理は厳格さを増したという。ナップスター訴訟は過去の話題となる変貌ぶり。Google・Apple増益・Intel・Yahoo減益の厳しい世界続く。

携帯から投稿

Googleへのblog投稿中。来週は一週間東京を離れる。携帯が強力サポート。無線ランでモバイルPCも選択肢だが発信網が未整備。NTTに拡充計画検討中らしいが。WEBはPCだが。ますます利便性増す現代・その果実を取り込む工夫が要る。都内出先スターバックでコーヒーを飲んでいたら旧知の社長が窓を叩く。同氏も社業で東奔西走だ。東京も廣いようで狭い。このところ天気が崩れないでいる。来週の行く先・岩手・栃木はどうか。福島から出てきた同僚によると同地標高1000メートルでは紅葉は終わったと言う。半月前岩手・鉛温泉はまだだったとの情報。季節は進む。

帰宅後このBlogを開いたら未着。あらためて設定を見直し首尾よく携帯からの投稿に成功確認。やれやれ。

水曜日, 10月 18, 2006

頭の手入れ

体の手入れの重要なことは判っていても頭の手入れについてはどうか。多年に渉って刷り込まれてきた受身の態度が頭の機能発揮の妨げになってはいないか。日本人は本を読むのは皆が皆やる。電車でも合間を惜しんで本や文庫本を広げている姿を見かける。でもそのことだけで満足していないか。活字は受身で知識なり感情なりを受け取るだけというのは反省さるべきだ。その点でBLOGの持つ教育効果は大きいのではないか。単に個人的に日記をつけるだけでは励みにならない。誰かが読んでくれると思うと違ってくる。絵画もしかりらしい。昨日のアンリ・ルソー・自国から一歩も出たことがなくても熱帯動植物を描いて独特の雰囲気を作り出した。見たことを描くのではなく知っていることを描いたとされる。絵画作品の一側面。外部存在物を追いかけることにとどまらず自分の頭を手入れしてアンリ・ルソー張りの自己世界を作れたらすばらしいではないか。27歳から22年間税関吏生活・49歳から66歳の成果らしい。キャリアも異色・貧乏に終始・でもすばらしい世界を描いて見せた。

ルソーの見た夢、ルソーに見る夢・展

世田谷美術館で開催中を見る。残念ながらご本人の作品は一部で、素朴派といわれた同時代画家の作品と影響を受けた日本人作家の画業の紹介。その広範な浸透ぶりに驚かされる。なかに松本俊介・自画像。横浜市美術館所蔵作品;迫力あり。絵画というものが写実にとどまるわけではないことを実感する。ルソーは自分が出かけたわけでもない熱帯の植物・動物を登場させ、独特の世界を描いてみせた。愛用した動物図鑑があるらしい。横尾忠則にルソー作品を翻案したものがあり展示されていた。ライオンと美女の取り合わせ「ジプシーの女」など。血がしたたる凄惨な図柄は原作の雰囲気とは違う。藤田嗣治の作品「ル・アーブルの港」も展示。一見の価値当然あり。

火曜日, 10月 17, 2006

菊池成孔氏

先週のN響アワーにゲスト登場した標記テナーサックス奏者・作曲家・文筆家:要するに異能タレント。色眼鏡姿で登場しゲストの選択によるN響アーカイブからのビデオ映像として、1970年代の武満徹作品・岩城宏之指揮、ギーレン指揮ベルリオーズ・幻想交響曲・断頭台への行進・米国バレーズの1920年代作品・最後がラベルの優雅なワルツ・デュトワ指揮。相当な異色・大学で音楽史や作曲理論を講義スルシーンも紹介。すごい人がいるものと思った。はじめクラシック志向で入りジャズに転じたとの説明。でもクラシック造詣もなみでない。ジャズを辿ればグレゴリオ聖歌に至るとのご託宣。現代音楽を並べておいて最後にラベル。これで現代音楽の受容が進む契機になるか。その夕方のFMで現代のスペイン作家2名の作品が披露されていた。武生で開催された夏の音楽祭での演奏。

Googleの猛威

米国に巨大倉庫様建物があって全世界のネット関連データを集積しているという。でも利用するほうは利便性が優先する。同じブログでも、シニアに優しい大活字の投稿画面は歓迎だ。写真投稿もまだ未利用だが操作し易そう。早速反応を頂いたが、URLが浸透するまでに手間どるかも。携帯からの投稿もそのうち試してみたい。出先からも投稿できるブログ・便利なもの。 ネットとは別次元ながら「教養人」を勧奨する記事を見た。昔懐かしい響き。若い人にこの話題を出したらそれ何?といった反応だった。効率一辺倒の教育現場の申し子。ちゃんと反省の弁も返ってきたからまだ脈はある。教育再生会議は英語教育も大事だが人間形成に不可欠な「教養主義」も鼓吹してもらいたい。

月曜日, 10月 16, 2006

ブログ投稿開始

Google上でブログ開始。ブログをやらない者は一人前でない、といった雰囲気。今日の某紙記事にブログで日本人の作文能力が問われるという鋭い指摘。知識よりも知恵がものを言うはず・とのご託宣。一方ブログを読む側は情報収集が目的との調査結果もある。少なくとも一握りのエリート評論家の独占物だった意見表明が新たな発表手段を手にしたことは事実。投稿者はそれなりに工夫し腕を磨かなければ誰も読んでくれない。政治・外交にも口が出せるのは気分がいい。新聞の読み方も従って異なってくる。所謂批判的姿勢がおのずと出てくる。自分ならどう判断し意見を出すか。受身の単なる情報収集に終わらなくなる。