火曜日, 10月 31, 2006

国勢調査

2005年結果で人口減少がはっきりした。都市集中も進んだ。少子化対策や移住促進がクローズアップされる。社会現象なだけに即効薬がない。時間軸を折込んだプランにならざるを得ない。安心して子育てができる社会を官民協力で実現しなければならない。厚生省に任せておけばいいというものでもない。自治体レベルで地域の実情に合った個性発揮型の政策が望ましい。企業の協力も欠かせない。移住促進も然り。殺伐事件横行の地域は敬遠される。個性と人々を引きつける社会・地域作りが決め手だろう。

月曜日, 10月 30, 2006

NHKサンセットパーク

月曜日は海外ポップス。たまたま帰宅が早くて聴く機会あり。物知り英語塾の木金がポップス専門。その魅力再発見していただけに番組再認識。頭文字Lで始まる歌手特集。どこか何時か耳にしていたメロディーこれまで無縁と勝手にきめこんでいた曲を改めて聴く。それにつけても思いこみで世界を狭くしてはいなかったか、反省しきり。

東京4大学連合文化講演会

一橋・東京医科歯科・東京外国語・東京工業の4大学連合による文化講演会を聴く。文系理系の大学連合。社会保障・生命科学・文化人類学・建築学の泰斗・気鋭の講師陣それぞれに聴かせる内容。学会・研究成果発表会とは異なる啓蒙的要請に応える講演ぶりに聴衆から惜しみない拍手がよせられていて盛況。真の研究者ならではとの印象を持った。

日曜日, 10月 29, 2006

技術進歩の陥井

今度はソフトバンク・ボーダフォン。社会インフラを担う大規模システムを順調にトラブルなしに立ち上げる難しさおよび代替策事前準備の重要性を痛感させられる一幕。若さだけ意気込みだけで突っ走ると危ない。折角のシェア脱回策がポシャる。先端を走るにはそれなりの準備が配慮が要る。ソニーのリチウム電池500億を擦る。技術陣はさぞ忸怩たる思いだろう。ゲーム機の遅れもある。退勢挽回のお手並みが問われる。栄華を極めたGMフォードの例もある。手遅れにならない対応を望む、神野直彦氏スゥエーデンの「する」文化を賞揚。同感だ。トラブル続きの日本の反省点・評論家・観客ばかり・文句をつけるばかりで建設的でない・日和見主義・責任回避の官僚根性ばかりが目立つ。

土曜日, 10月 28, 2006

風景と記憶

両者は密接に結びついており人の脳の活動を支えている由。また作家・村上竜氏は描写力が作家の決め手であり風景の鮮明な記憶がその前提だと言う。脳の働きの凄さを知るにつけもっと活用しなければと思う。書くことは結果の整理・記録であって創造の道具ではない。先ず脳力を最大限に発揮させて創造物を作り書くのは結果取りまとめだ。その昔の大先生の講義をノートすることが勉強だという間違った教育がすりこまれて今日まで来た。日本人の英語同様畳の上の水錬。訟下村塾や緒方塾や足利学校の精髄いまいずこだ。

金曜日, 10月 27, 2006

新庄剛志選手

日ハム優勝の原動力。惜しまれつつの引退表明。破格型破りの華麗プレイでプロ野球活性化に寄与。お行儀の良さが幅を利かす日本的風土に涼風を送る。頑固狭量は諸悪の根源だが無自覚が最悪。他人を先制しアグレッシブであることだけが生き甲斐となるともう老害公害もいいところだ。柳に風しか対応の手立てがない。いずれ誰も相手をしなくなり孤独をかこつことは目に見えている。北朝鮮の将軍様はどんな展望のもとで世界世論を敵に回し核開発に狂奔するのか。国民も監視体制下反対できない。中国も地方の農民は政治的に無力状態らしいが。名望家政治を脱し真に自立した市民政治に向け内外の抵抗勢力と対峙してゆく必要がある。

木曜日, 10月 26, 2006

孫正義氏の采配

携帯戦線異常あり。番号継続を巡るシェア争奪戦切って落とされる。なにせweb料金低下の原動力。この流れを応援しない手はない。示し併せてボーダフォン鞍替えの動き出よう。新機種無料にもなるらしいし。日本企業の事なかれ体質に風穴を開け消費者主権を確立してほしい。枝葉末節にばかり拘り事態の本質を度外視する洗練されざる粗野な田舎丸出しを増長させてはならない。

水曜日, 10月 25, 2006

金売り吉次

その昔平泉藤原氏治下の東北と京都を吉次なる金商人が往来し文物・情報交流にあたったという。奥の細道の芭蕉も奥羽を歩き数々の名句を残した。早池峰神楽も西から伝来したものだ。網野善彦氏の世界がこの地に広がっていて人々の交流が盛んであったに違いない。目下は東京根拠から脱却困難だが交流なら可能だ。せいぜい気にいった気になる土地や人々との往来に入れあげていきたい。好天の栃木路を巡り今日と明日過ごす予定。小山乗換え水戸線で下部・そこから真岡鉄道で真岡下車・新規開店のベーカリー表敬訪問。大阪出身の人々。北関東は各地から参集する土地柄・移住促進策不要。先日のつくばフォーラムでも多様人材謂集を窺わせる内容だった。つくばエクスプレス開通で沿線開発推進意欲高まる。那珂湊港整備も北関東にプラス。日光にもJR乗り入れ・観光開発も欠かせない活性策。先日岡倉天心紹介記事・太平洋を望む五浦に別荘・明治の日本美術指導し東西文化の架橋築く。真岡鉄道ディーゼル1両・秋晴れの平野を疾走する。ときにSLも登場する。真岡駅舎はSLを模したユニークな建物。はるかに筑波山。新築開店の訪問先
ベーカリー洒落た雰囲気。折しも昼どき若い女性中心に賑わう。ガラス窓越しにベーカリーが眺められる・インハウスベーカリー。フードビジネス進出は念願たった由・なによりやる気が大事・声援を表明し辞去。それから走り出して1時間半・次の会合目的の自治医大到着。会合の始まる夕方までどうするか。

火曜日, 10月 24, 2006

晩秋の岩手

紅葉は遅れ気味の印象だが昨日来の寒気で加速されよう。平野部でも今日の好天下黄金色の木立ちが秋日に映える。刈り取りの終わった田園の向こうに奥羽山脈の山並み。草間弥生女史のインタビュー記事を目にする。創作に明ける日々・モーツアルトもそうであったと想像する。石油税の一般財源化に官・道路族が抵抗との報道・税理論に無知な輩は困りもの。担税力があるから課税するのであって道路建設のために課税されるのではない。だから目的税はお呼びでない。年金目的増税もいかがわしい。某党党首の議論はところどころに違和感を覚える。妙なところで慎重だ。周辺事態対応など。ミサイル防衛など核武装の前にやるべきことが多いはずだ。

月曜日, 10月 23, 2006

不通理由判明

早速各位にgmailしたがうまく処理いただけたろうか気になる。かく申す小生もlTは試行錯誤。でも画面の説明を読み込むとかベンダーに電話するとかで凌いできた。そのうちに処理力も増進する。lTリテラシーはその結果としてもたらされる。エクスプローラーで読めないのはマイクロソフトの陰謀ではなくgoogle側のsns的配慮ではないかと思いかえしている。google党を増やすための。前文でgmail全面利用を記載漏れした。とても便利。関連送受信を纏めてくれる機能あり・今回の不通問題対応に助けられた。挑戦といえばskypeもお勧め。海外に威力発揮・小生未経験だが。国内でも重宝している。ときどき音質で文句が出るがlP電話だと言うと治まる。相手もダウンロードして使ってくれるとテレビ電話になるが目下は大学の先生1人だけ。痺肉の嘆を囲っている。

日曜日, 10月 22, 2006

狭量なマイクロソフト・エクスプローラー

各位にGoogle でBlog開始をお知らせしたが多くの方から読めないとの反応が寄せられURLのスペル確認などに追われた。ふと思いついてインターネット・エクスプローラーを立ち上げて検索したら真っ白・無反応。これでその訳が判った。全くマイクロソフトなど糞食らえといいたくなる。だからこそ無料ソフトの浸潤を受け守勢に回るわけ。モジラへの切り替えを慫慂し同志を口説かなくては。ワード・ソフトも英語版では公開された。日本語も時間の問題だろう。モジラもGoogleでダウンロードできるしシマンテックのあるバージョンも無料利用可能だ。次回切り替え時はGoogle経由と決めている。スケジュールも入れたしここすっかりGoogle党だ。

日中途絶

今日午前中このbログは途絶し投稿できず。夕方アプローチしたら復旧していた。Googleにも色々あるということ。紅葉シーズンながら天候不具合方向。早めに出発しBicycleで走り回ることも考えたが・霧雨といいつつもうっとおしいので見合わせ・最低限の日程で明後日出発にした。秋の夜長はクラシックがいい。今朝のNHKは安川加寿子のピアノ・ショパン尽くめ。今の若い人とは違って優美との評・戦前渡仏しコンクール1位。上原彩子のピアノを先日聴いた記憶・ムソルグスキー・展覧会の絵・堂々たる演奏。 今の番組はショスタコービッチ交響曲5番を流すはず。バレンボイムのベートーベン・ピアノ演奏を録画済みだがまだ聴いていない。エフゲニー・ムラビンスキー・レニングラード交響楽団と出た。その昔小生購入したLPもその顔ぶれだった。清澄な運びで第1楽章が始まる。それとガーシュインの映画アメリカ交響楽・無論白黒。昭和20年代・田舎の文化ホールでの上映だった。

金曜日, 10月 20, 2006

ユーチューブ

Googleが巨額資金をはたいて誕生から間もない映像ネットサイトを取り込むという離れ業を実施した。日本からも投稿多数と見えて著作権協会の要請を受けて3万本の投稿を削除する騒ぎ。著作権者は気が気でないだろう。他方CCなる新アイデアも唱導されている。曰くウリエイティブ・コモンズ。製作者が著作権を主張せず自由使用を認めてしまう。普及・拡大にネットの力を活用する。IT技術進歩で著作権管理は厳格さを増したという。ナップスター訴訟は過去の話題となる変貌ぶり。Google・Apple増益・Intel・Yahoo減益の厳しい世界続く。

携帯から投稿

Googleへのblog投稿中。来週は一週間東京を離れる。携帯が強力サポート。無線ランでモバイルPCも選択肢だが発信網が未整備。NTTに拡充計画検討中らしいが。WEBはPCだが。ますます利便性増す現代・その果実を取り込む工夫が要る。都内出先スターバックでコーヒーを飲んでいたら旧知の社長が窓を叩く。同氏も社業で東奔西走だ。東京も廣いようで狭い。このところ天気が崩れないでいる。来週の行く先・岩手・栃木はどうか。福島から出てきた同僚によると同地標高1000メートルでは紅葉は終わったと言う。半月前岩手・鉛温泉はまだだったとの情報。季節は進む。

帰宅後このBlogを開いたら未着。あらためて設定を見直し首尾よく携帯からの投稿に成功確認。やれやれ。

水曜日, 10月 18, 2006

頭の手入れ

体の手入れの重要なことは判っていても頭の手入れについてはどうか。多年に渉って刷り込まれてきた受身の態度が頭の機能発揮の妨げになってはいないか。日本人は本を読むのは皆が皆やる。電車でも合間を惜しんで本や文庫本を広げている姿を見かける。でもそのことだけで満足していないか。活字は受身で知識なり感情なりを受け取るだけというのは反省さるべきだ。その点でBLOGの持つ教育効果は大きいのではないか。単に個人的に日記をつけるだけでは励みにならない。誰かが読んでくれると思うと違ってくる。絵画もしかりらしい。昨日のアンリ・ルソー・自国から一歩も出たことがなくても熱帯動植物を描いて独特の雰囲気を作り出した。見たことを描くのではなく知っていることを描いたとされる。絵画作品の一側面。外部存在物を追いかけることにとどまらず自分の頭を手入れしてアンリ・ルソー張りの自己世界を作れたらすばらしいではないか。27歳から22年間税関吏生活・49歳から66歳の成果らしい。キャリアも異色・貧乏に終始・でもすばらしい世界を描いて見せた。

ルソーの見た夢、ルソーに見る夢・展

世田谷美術館で開催中を見る。残念ながらご本人の作品は一部で、素朴派といわれた同時代画家の作品と影響を受けた日本人作家の画業の紹介。その広範な浸透ぶりに驚かされる。なかに松本俊介・自画像。横浜市美術館所蔵作品;迫力あり。絵画というものが写実にとどまるわけではないことを実感する。ルソーは自分が出かけたわけでもない熱帯の植物・動物を登場させ、独特の世界を描いてみせた。愛用した動物図鑑があるらしい。横尾忠則にルソー作品を翻案したものがあり展示されていた。ライオンと美女の取り合わせ「ジプシーの女」など。血がしたたる凄惨な図柄は原作の雰囲気とは違う。藤田嗣治の作品「ル・アーブルの港」も展示。一見の価値当然あり。

火曜日, 10月 17, 2006

菊池成孔氏

先週のN響アワーにゲスト登場した標記テナーサックス奏者・作曲家・文筆家:要するに異能タレント。色眼鏡姿で登場しゲストの選択によるN響アーカイブからのビデオ映像として、1970年代の武満徹作品・岩城宏之指揮、ギーレン指揮ベルリオーズ・幻想交響曲・断頭台への行進・米国バレーズの1920年代作品・最後がラベルの優雅なワルツ・デュトワ指揮。相当な異色・大学で音楽史や作曲理論を講義スルシーンも紹介。すごい人がいるものと思った。はじめクラシック志向で入りジャズに転じたとの説明。でもクラシック造詣もなみでない。ジャズを辿ればグレゴリオ聖歌に至るとのご託宣。現代音楽を並べておいて最後にラベル。これで現代音楽の受容が進む契機になるか。その夕方のFMで現代のスペイン作家2名の作品が披露されていた。武生で開催された夏の音楽祭での演奏。

Googleの猛威

米国に巨大倉庫様建物があって全世界のネット関連データを集積しているという。でも利用するほうは利便性が優先する。同じブログでも、シニアに優しい大活字の投稿画面は歓迎だ。写真投稿もまだ未利用だが操作し易そう。早速反応を頂いたが、URLが浸透するまでに手間どるかも。携帯からの投稿もそのうち試してみたい。出先からも投稿できるブログ・便利なもの。 ネットとは別次元ながら「教養人」を勧奨する記事を見た。昔懐かしい響き。若い人にこの話題を出したらそれ何?といった反応だった。効率一辺倒の教育現場の申し子。ちゃんと反省の弁も返ってきたからまだ脈はある。教育再生会議は英語教育も大事だが人間形成に不可欠な「教養主義」も鼓吹してもらいたい。

月曜日, 10月 16, 2006

ブログ投稿開始

Google上でブログ開始。ブログをやらない者は一人前でない、といった雰囲気。今日の某紙記事にブログで日本人の作文能力が問われるという鋭い指摘。知識よりも知恵がものを言うはず・とのご託宣。一方ブログを読む側は情報収集が目的との調査結果もある。少なくとも一握りのエリート評論家の独占物だった意見表明が新たな発表手段を手にしたことは事実。投稿者はそれなりに工夫し腕を磨かなければ誰も読んでくれない。政治・外交にも口が出せるのは気分がいい。新聞の読み方も従って異なってくる。所謂批判的姿勢がおのずと出てくる。自分ならどう判断し意見を出すか。受身の単なる情報収集に終わらなくなる。