日曜日, 12月 31, 2006

2007初詣

起床し早速新聞・終って周辺を初詣。近攻遠交・まず稲荷神社・ついで八幡宮最後に弁天。所要自転車で1時間半。結構寒く手足冷却。稲荷神社にはまだ福豆残り拝受。八幡宮は善男善女の群れ。弁天は水辺の適地に鎮座を痛感。関東ローム層の崖地に湧水する名池のほとり;今になお懇々たる湧き水・途中の池地も同様。湧水は滝となって落下。帰宅するもなお年賀状未着・郵便配達はもう走っているなずだが。新聞に江崎玲於奈氏履歴書執筆開始。曰く人間に分別力と独創力あり拮抗関係にあるらしい。政治家の家業化の指摘も;同感の至り・ノーベル賞に家業化の余地なし・もって問題の所在明らか。かれらの独占に任せていていいはずがない。数学オリンピックに狂奔する若手:日本の未来は家業化とは相容れない。但し伝統芸能は別・能世界や歌舞伎:峻別し問題を混迷させてはならない。かつては善・今は悪そういう分野はあるのだ。

土曜日, 12月 30, 2006

2006転機

いつの年も転機には違いないが今年もかなりそういう感じがする1年だった。政低経高といった感じ。フセイン刑執行も一時代の終焉を示す。民主化と政情安定両立はまだ見えて来ない中東。日本も好景気感のないままに微成長続く。基礎的収支回復にあと数年その後に積みあがった巨額債務削減が待っている。だが自己資本だけで走っている企業は少数派・公的部門の民間開放を進めて膨れ上がった見掛けの公的債務を整理していけば純粋債務削減負担は見かけほどではないのではないか。特別会計など官が国民の目をくらませ肥大化させたものまで返済に国民負担する必要はないはず。債務の内容精査・情報公開なしには納得は得られない。参議院選挙のあとの増税論議:目論見どおりにはいかないし行かせるべきでない。

金曜日, 12月 29, 2006

戦後半世紀の愚昧

岡崎氏コメント。保守主義政治が漸く定着とのコメント。不毛なイデオロギー対立は何だったのか。現下の経済を凪景気という向きありという。全く同感。凪でも無風でも景気は景気。持続に細心の注意を。散々バブル後遺症で悩まされてきたのだから。国民皆投資家の時代。証券市場を健全に育てるために日夜の努力が要る。世界の市場化は歴然・日本市場の立ち遅れもはっきりしている。関係者の怠慢は市場成果に直結する。ものづくりならぬ金融インフラづくりにもっと意を用いるべし。

木曜日, 12月 28, 2006

2週間の食料備蓄

厚生労働省提言。サーズや鳥インフルエンザ跳梁対策。先日の感染性胃腸症はごく短期一過性だったがウィルス起源の感染症は蔓延の危険があっても減る可能性はないはず。外出回避のためにも確かに必要と思う。空気中には粉塵・微生物・化学物質など物凄い健康障害物が含まれる。人体にはそれを防御できる機能は具備されているはずだが疲労・睡眠不足など防御力低下の際に罹患する。リスク管理は企業だけの問題ではない。 シックハウス症候群も屋内空気に放出される建材由来の有害化学物質過敏症・当初病気の認識が確立せず患者は故なき差別意識に泣かされたという。禁煙もタバコ有害説確立し徹底してきた。往時ヘビースモーカーの上司の臨席で煙害に閉口した記憶あり。今は全館禁煙・喫煙者は喫煙コーナーでひっそり喫煙する時代。空気もそうだが食品も有害化学物質排除をもっと徹底すべし。硬化油使用禁止を米国はやるらしい。最近飲食料の成分ラベルを注意して見る。酸化防止剤とか気になる。有機食品・畜産物よりも水産物に視線が行く。加工食品も願い下げだ。保存料など有害に違いない。また加工過程で有効成分が破壊された残骸を摂取している可能性があるという。電子レンジも破壊力大らしい。

水曜日, 12月 27, 2006

モーツアルト楽譜ネットに公開

先日の新聞で紹介されていた。オーストリアの財団が公開するという。アクセスが殺到しサーバーがパンク・増強に乗り出したとも。バイロイト2006ライブ放送・今日で4夜目・せっせとMDに収録・暇を見て聴く予定。MDの威力・5時間以上もOK.夜遅くまで起きている必要がなくなった。インターネット放送も紹介記事手元に。いつか機を見てトライしたい。何しろ余暇時間の配分の問題。BUSINESS WEEK誌も溜まっているし。年末の家の掃除も履行義務があるし、年末は多忙だ。事務所は明日の昼まで。あと一杯やって今年は終わり。

火曜日, 12月 26, 2006

遅ればせの忘年会

昨夜降りしきる雨を衝いてサークルの忘年会。男女入り乱れて海産物の煮込み鍋やかに・刺身盛り合わせで盛り上がる。職場のそれとは異なり年齢・性別・キャリア様々な面々との他愛無いやりとりはストレス発散にはもってこい。会場の居酒屋も忘年会シーズンの山は越えた感じで却ってよかった。それでも予約なしでは無理だったろう。サークルの先生は8時過ぎからも別のサークルの指導があるとかで食べるだけに専念して早期退出。ご苦労様だ。終わって帰宅の途中も昨夜の雨足は執拗かつ雨量多く閉口させられた。でも電車はしっかり平常運転・頼もしい限り。

月曜日, 12月 25, 2006

氷川丸76歳引退

当方73歳氷川丸に近似。引退の姿を模索する心境。グローバル経済の足取り定着の観;新興国・IT・金融が3本柱との説肯ける。就業形態に工夫し高齢者に新しいライフスタイルを築かせ長寿社会メリットを発揮してもらう:大賛成。2つのニッコウ:社外取締役非力が原因・米国なみに過半数を独立取締役にせよとの提言同感の至り。アジアビッグ2の時代:相互実益主義の勧め妥当な指摘。動揺するゼネコン受注推移:談合廃絶に向け痛みが続く。健全な建設業の維持発展の必要性は変わらない。カビ的談合体質を一掃し国民経済の負託に持続的に対応できる業界への脱皮に知恵と改革意思を働かせて欲しい。

日曜日, 12月 24, 2006

微温的予算

自民現状を反映した予算・日本の将来は大丈夫か・政治の世界にも競争が必須。小沢民主党奮起せよ。核保有規制に2重基準の批判・北朝鮮・イランの動き封じこめできない。公共工事・競争入札だけでは質保障困難・大手ゼネコン排除・準完全競争入札・コンペ法式加味した髄意契約などの改革提案傾聴に値する。北海道にデュアル・モード・ビークル高速。地域交通維持にも技術革新有効。米石油依存脱却にバイオエタノール推進。日本もうかうかできない・ロシアの野望に蹂躙されないために。中国の病院・医師名の下に異なる診察料掲示・日本腕に無関係の一律・どっちが先進国か。

土曜日, 12月 23, 2006

Failure Analyst

技術先進国・米国には表題の職業があってたとえば毎日顕微鏡を覗いて不良品の欠陥分析ばかりしている人々がいるという。またEngineering Disastersというビデオがヒストリーチャンネルから出ているとも。生々しい事故の映像が10時間も続くらしい。専門家育成・若いうちからの安全教育:事例の徹底した情報公開:学ぶべき点が多々ある。安全大国を築くにはそれなりの仕掛けが要る。一過性の敵役探しでは進歩がない。日本の近代技術:江戸期からの在来技術の上で初めて開花との指摘;単なる移植は悉く失敗とも。今のベンチャーの末路を暗示する。技術とは何かを考えさせる。かつイノベーションとは。それも日本のそれをどう作り出すか。

金曜日, 12月 22, 2006

ダラダラ協議が続く六カ国協議

厄介な北朝鮮;もどかしい思いを当事者みな共有しているだろう。困るのは北朝鮮の食事にも事欠く一般市民。恐るべき人道問題。ならずもの国家極まる。内部崩壊の元気も残らない締め付け体制。絶対的鎖国。文明国なら届くITの威力にも不感症。制裁継続で消滅を待つしかないのか。外交無力・武力危険。金融制裁だけが利いている。経済が武器かも。マネーロンダリング不備を米当局から烙印を押された大手邦銀。厳しい世界の悪玉対抗に甘さ。世界に出るならそれなりの心構え必要。イランも核武装に虎視耽々。世界平和撹乱勢力に核が渡ったらと想像すると時代の変貌を痛感せざるをえない。米ソ対抗の冷戦終結はよかったがその後がもっと始末に負えない世界になった。人間の健康を脅かすウィルス・変性蛋白質同様リスク管理がどんなな分野でも不可避の時代になった。

木曜日, 12月 21, 2006

税調会長辞任

就任間もないのに辞任劇:任命権者の責任が問われる事態に。私生活まではわかるまいからその責任というのも酷な気がするが公職とあればそうならざるを得ない。英国でも米国でも政治家等公職者のスキャンダルは枚挙に暇なし。日本はまだ少ない方かも。それより知事の談合や裏金作りが顕著。企業には相次ぐ不正経理・製品トラブル。失敗学の先生にしっかり指導してもらわなくては。製造業だけでなく公職者の失敗学・内部統制の失敗学が必要。今の日本版SOX法が大変なのは全部主義アプローチだから。失敗蓋然性の高い部分に集中すれば省力化になろうが、そこが解らないから全部やることになる。会計監査だって悉皆調査ではないはず。ただ部分で全体を推し量る統計的・実態的根拠で悩む・そこを内部統制の確からしさで固めるというのがSOX法なのだろうが。トライアンドエラーの世界たらざるをえない。

水曜日, 12月 20, 2006

人口90百万人の衝撃

50年後見通し:いよいよ政府も実態直視せざるを得ない様子だ。ITや研究心涵養に必要な学費控除など本腰で生産性向上策を講ずる時期だ。少子化対策に柔軟に働ける環境整備が唱えられる。経費補助だけではかたづかない。財務情報公開に事業別予算・実績をとの提言妥当・数字をならべるだけでは駄目。三洋信販の不正・業務停止12日;企業倫理いずくにありやだ。 今ブルックナー・交響曲3番がFMから流れる。指揮ギュンター・バント。午後の豊饒なひと時。これもノロウィルスの産物・昨日来の不具合・今日明日は静養へ。

火曜日, 12月 19, 2006

Business Week誌購読継続

配布期限が接近し更改の勧誘。毎週100ページを追いかけ切れていない現状を早く脱却したい。とりあえず更改する。51週21千円。最近号に新サイト紹介:Power Pointを扱うSlide Share.netがそれ。全くアメリカ。何でもありだ。よく講演などで使われるが紙に印刷して配布しないケースも多い。豊富な内容・ほんとは欲しいものがあるのに。またFuture OF TechというのがあってMobilityの世界にWimax:Fuel Cell Batteries:OLED Screens:Near-Field Comunicationsが注目と紹介されていた。IT取り組み先進国目が離せない。

月曜日, 12月 18, 2006

日興コーデとミサワ九州

皮肉なほどタイムリーとのコメントに同感する。日本版SOX法にそなえ各社汗を掻いているそのタイミングに表面化。あいも変わらぬ小手先粉飾・偽装決算。当該企業は無論企業不信・株式市場発展に水をさす不祥事件。暗黙知を形式知に顕在化する絶好のチャンスと受け止め先進企業は巨額負担にも関わらず対応に精を出す。必ずや市場の評価を高め直接金融を健全化する。知事会・指名入札廃止・重い腰を挙げざるを得まい。今も残る50万余社の建設業もいよいよ業界再編だ。廣島県知事にも退陣勧告:県議会も傍観視できまい・自分たちのレーゾンデートルを問われる:監督義務なおざり批判の矢を浴びること必至。ガバナビリティ喪失県政を一掃し道州制で新規まき直しがいい。大学発ベンチャー1600社出現し数合わせは成就・だが存続可能はその半分・研究と経営のちがいを失敗を通じて知ったとの関係者言・いまさらの感。賃金・利潤は均等化する・自由貿易の定め・デフレ現象脱却にイノベーション・生産性向上大前提との指摘・首肯する。

日曜日, 12月 17, 2006

産業廃棄物

産業廃棄物にもいろいろあって、大企業に就職して定年まで勤め上げたはいいが、退職した途端に動きがとれず;これ三田誠宏氏に言わせれば産業廃棄物。辛らつナコメントだが実態を表わす。そうならないためのそれまでの自己陶冶を忘れるとある日気がついて呆然となる。現役時代から勤務先に埋没することのない心がけを必要とするがサラリーマン社会に慣れ親しむとリスクをとろうとしなくなる。周囲の抵抗もある。徐々に労働市場に流動性を高め転職自由な環境を政策的に作り出すべき。待遇面の配慮も要る。硬直的労働者保護的法制も見直すべき。人口減少社会では労働供給がタイトになり円滑な労働移動が企業にとってもメリットになる。労働分配率も長い目でみれば改善の方向だろう。景気回復を確実なものにしつつ多方面に存在するに違いない改革課題と地道に取り組んでいかなければならない。

土曜日, 12月 16, 2006

小泉政治

その舞台裏を紹介する著書が出版されたという。手に汗握る日々:多くの市民に政治参加の手ごたえを感じさせた時期。政治が政治家の独占から解放され市民の声を背景に派閥・族政治と正面から対峙し成果をあげたと言える。この流れは一度出来ると廃れない。新政権はややもたつきが目立つがおりからの経済回復基調を確実にしつつ改革路線をさらに定着させグローバル化・人口減少社会の未来を切り開いて行く使命がある。世界第2の大国を維持発展させる困難だが挑戦的課題から避けては通れない役回りだ。

金曜日, 12月 15, 2006

帰京へ

やや寝不足を考慮しゆっくり京都の宿を出、新快速2本を乗り継ぎ豊橋へ。阪神中部はもう一体化。青森市のコンパクトシティ構想が話題に。そういえば月初の旅の途次同市駅前の賑いを思い出した。都市集中と自然保護が新世紀の課題だろう。総花的バラマキ路線は不可能・交流利便性は高めるがインフラ投資は選択と集中だ。日銀短観発表・予想どおり。設備投資堅調・消費盛り上がらず。定率減税削減・医療費自己負担増が重しとの指摘。利上げ1月以降観測。来年度予算・国債減額さらに進む。増税含む税制論議に注意必要・経済社会活性化に資する税制がのぞまれる。地方に成長の余地があるか・権限と財源を配分しじっくり取り組める制度整備が必要。豊橋からの電車車両一新・編成も大きくなりゆったり。途中若い外人女性2人乗る・言語不明・数駅で降りる。弁天島のあたりまだ養鰻業盛んなころ融資先視察に来た・すっぽん養殖場も見た。湖畔・鉄道沿線に連なっていた養鰻場はあとかたもない。浜松でも外人ペァ・ブラジル系?静岡を通る。昭和36ー36勤務地・新幹線はまだ高速道が部分開通。駅から見る市街
はビル林立・整備歴然。富士川鉄橋を渡る音に目をあげると富士山全容が姿を現す。曇天だが雲が高い・雪が頂上から3分の1くらいまで。暖冬を反映。三島着・次は熱海。ここまで来るともう首都圏。土曜日とあって乗客は多いが思いなしかゆったりしている。

北陸路を行く

京都から金沢を経て高岡へ。地元のソフト系企業訪問。多忙な女社長にも会え仕事も頂戴。昨日の坂出でも社長夫人からお仕事。経営意欲旺盛。先日も関満博氏講演で中国・広州進出の日本企業・緑十字・現地で新事業立ち上げ成功(自動車用皮製品)立役者・女性会長の由。女性の社会進出進む。北陸線は特急先行・新幹線はまださき。雨がちの気候が一転し雲間に日差し。高岡で地酒仕入れ賞味。倶利伽羅なる駅あり・古戦場のはず。行きは金沢帰りは福井に待ち時間。福井は旧勤務先がらみで定期的訪問地。8年ぶりの下車。駅舎・軌道高架化ハイカラに。駅前に出てみる・大変化とは言えず。今庄そば賞味し駅構内出店を見て回る。越前蟹発送サービス・昔も今も高価。北陸路は食の宝庫。

水曜日, 12月 13, 2006

阪神を行く

大震災の年の2月初め現地へ。JR甲子園から始めて西宮・芦屋・三宮・長岡と携行したMTBを駆って見て歩いた。その後も何度か同じコースを往復し最初の惨状とその後の回復ぶりをフォローした。今朝もそこを新快速車中から眺める。名残りは見当たらない。夜四国からの帰り三宮のルミナリオを見てみたい。淡路大橋が見える。瀬戸大橋も渡る。四国3橋は壮大な無駄との議論だったが道路財源に守られ債務返済進展。一般財源化も必要なものは作るが前提。でも改革には違いない。西日本への関心の源は大阪3年福岡2年余の勤務経験・岩手生まれ盛岡横須賀北上東京で学び東京札幌静岡勤務の後にあってぐんと視野が広まった。波静かな瀬戸内海を往復する。曇天と霧で眺望利かず。例年にない雨がちの四国。プリント衣料を手掛ける企業訪問をこなす。

企画切符の虜

JR東日本の企画切符に載せられ今日は宇都宮明日以降は坂出・高岡・アジトは京都。神戸のエミナリオも狙い目。今日午前宇都宮美術館・亀倉雄作展・午後独協医科大の産学交流会参加。好天で青空広がる。宇都宮駅からバスで北上20分里山地域に立地する美術館・亀倉作品に加え世界・日本の工業デザイン関連作品も展示。ルネ・マルグリッド、カンデンスキーも。ペンダント・椅子・ガラス容器・ポスター・写真も。美術の一分野と言える。亀倉氏97年没・見覚えのある作品が多数・デザイン界大御所。

月曜日, 12月 11, 2006

ものづくり安全と企業経営

表題のフォーラムを聴講した。講師陣・説得的内容を披瀝し教示的だった。安全は今や国際標準化を競う時代に。日本は決して先頭に立っていない。最近も数々の製品事故を耳にする。交通事故も大小絶え間ない。酔っ払い運転など許されない。遅くなり会合で酒席に連なった先生は、以前は運転して帰宅されたが先日はホテル行き。時代は変わる。災害ゼロではなく危険ゼロを目指す有力な議論登場。リスクを許容限度に押さえ込む技術開発に視点が移る。結構なこと。単なる失敗学の議論を超え技術論・組織論を踏まえた安全構築が定着しつつあることが聴講していてよく理解できた。国際標準も21000もの提言がなされている由。2007年には日本で国際会議が開催されるという。日本からの提案も急速増加・世界2位になったそうだ・1位はドイツらしい。

日曜日, 12月 10, 2006

善悪・倫理を超えて

歴史は進むことを永井路子氏指摘。人間不安定・不可解のコメントに通ずる。敗戦による皇国史観の崩壊・戦後の歴史書換えに歴史に関心たかまった。そういえば高校の世界史は面白くまた古代日本史も最新の成果を興味深く読んだ覚えがある。高校の図書館にあったウエルズ世界文化史大観をめくって見たりした。東洋史統を借り出して夏休みに読んだ。西域が持て囃される相当前だ。楼蘭もでていた。地名が漢字で表記されていたが皆変わった地名だ。大学で大塚久雄(同氏に岩波新書の宗教改革ありを記憶する)氏直系の松田助教授が西洋経済史を講じていて、独立自営農民の活躍を述べていた。三甫制度 も聞いたが80年代農水省きもいりの欧州農地制度視察の徒次フランスの農地地図にその名残りが鮮明にでていたのを記憶する。美麗な色刷りだった。いま経済合理性追求が関心を集めるが歴史なるものを再読再評価する機会を窺って行きたい。

土曜日, 12月 09, 2006

ウィルス駆除ソフト

シマンテック社のソフトを更新して2007年版を苦心惨憺しダウンロードした途端にPCの動作が緩慢になった。以前のは2002年版の更新継続でここまでつないできたのだが。このPC自体がそろそろ買い替え時期なのかも。すっかり生活に定着しそれなしの生活は考えにくい存在に。まだまだ機能の十分活用には遠いと思っているが。たとえば音楽視聴やラジオ音声応用など。つい依然からのAV機器に手が伸びる。無線LANもまだだ。FONサービスも入り口のところで逡巡中。家と事務所に各1台使えるPCあり、無線LANは出番がない。旅先では携帯があるし、PCを持って出ても基地局不在では使えない。先日大学の先生にメールしたらニュウーヨークからの機内から返信がとどいた。先生はPCを持って歩いておられるのか。今度お会いしたら聞いてみたい。昨日の東北大REDEEM講義・生体力学:先生の丁寧な説明で昔の大学受験:物理を思い出した。熱力学・流体力学が生体研究に応用されている状況の一端に触れる機会を提供していただいた。

金曜日, 12月 08, 2006

自然共生シンポジウム

つくば国際会議場で開催。農水省関係研究所の成果発表。地味だが環境取り組の農林水版。水・生態・都市との連携の3大テーマ。民間ではやれない公的分野。勅使川原三郎氏・人間は不安定かつ不可解・舞踊で追及する。理性よりも感性。東北大・医工連携redeem講座受講・講師の両先生シンガポールから帰国直行・頭が下がる。受講態度に熱が入る。今日の東京・氷雨・先生風邪気味を自白。

木曜日, 12月 07, 2006

無形の経済・明日の成長

フランスでの知財提言。各国必死だ。米欧中印韓軒並み。そしてイノベーション。科学に近いところを狙えとの指摘あり・大学の浮世離れした研究を本格化させ若者のチャレンジ精神に点火させる・パラダイムチェンジを実現する。欧州中銀0.25%あげ3.5%に。日本も秒読み段階。昨晩サークルの忘年会・利害上下関係を伴わない同好の氏の集まりストレス解消に著効。

水曜日, 12月 06, 2006

労働分配率論議

この冬のボーナス話題に英国ロンドンのシティでは@2億円超のボーナス を手にする紳士が4000人にもなるとの記事。全くそういう世界もある。他方企業貢献多大の特許に一万円程度の報奨金ですまそうという日本企業。後だしじゃんけんで困るというならバランスのとれた柔軟な報酬見直し不可欠。役人根性の企業官僚がのさばっていては技術革新も画餅だ。掛け声だけでイノベーションは生まれない。フランス21が開局しブロードバンドでも仏英語で流すらしい。歌舞伎座にメトの歌劇映像上映が始まるらしい。政府税調が会長交替でインセンティブ税制にも手を染める気配。経済中立など迂遠なことでなく生きた経済に柔軟な発想で働きかけ税収を高めることに賛成。

火曜日, 12月 05, 2006

エリートの使命

税金を大量投入したエリート大学卒は社会発展のために特別努力する義務を負うべきとの指摘がある。全く同感だ。自己利益追求のあまり法を冒し法廷の厄介になる輩は国家社会の敵だ。グローバル化に3つの障害・食品・人材・企業。知らず知らずのうちにこれらについて内外差別意識がないかとの指摘がある。グローバル化のメリットを享受する日本は確かにこれらの点で世界の先頭に立つ気構えが要るだろう。世界の富125億ドル中・日本が世界1の平均@181千ドル・米2位144・中国2.6・インド1.1.これもグローバル化のメリット享受がしからしめたはずだ。および人口の1%が4割を保有するという(国連統計)。日米が相当部分を占める。世界貢献は日米の使命だろう。

月曜日, 12月 04, 2006

三角合併に

三角合併に課税措置で乱用防止策と報じられている。知恵者はいるものだ。道路財源のほうは揮発油税スタート・本丸攻めは08年度という・これは知恵と言えるか。社会保障への国費負担・弱者救済に限定すべきとの指摘・極めて賛成。保険料比例の負担は財政破綻へ直結。社会保険の本来機能に徹するべき。国家財政の44%20兆円を投入・うち社会保険に16兆円という現状。医療費のGDP比7%は国際水準という。支出合理化・保険料徴収・国税一体化など抜本策も必要。ファンドがオーナー企業に傾斜の動き・サラリーマン企業に革新的成長期待薄との見方。無軌道経営は回避せよだ。米語にJERK。先日のBusiness Week誌でウェルチが指摘。企業の中のお邪魔虫。追い出せとのご託宣。米国にもこういう手合いは存在。日本にも何かにつけ否定論・ネガティブ指向の輩は存在し組織に害毒を齎す。健全組織維持に監視の厳しい目必要。

女性との友情

007シリーズが女性製作者の登場でヒーローの女性との関係に友情を打ち出している由。全く結構なこと。大体世上のマスコミ・出版系統の扱いが偏っていたことを指摘したい。多数の読者が誤解して狭くこの世界をとらえ特殊なものに押し込めてきたと思う。もっとおおらかな雰囲気のほうが実態に合っていると思う。歪められた男女像がそこにある。当世結婚事情もその辺に源流があるのではないか。あらゆるプラスマイナスの呪縛を解き放って、人間存在の根源に遡った在り方の模索が必要だ。人口減少対応はその辺まで視野に入れないといけないのではないか。

日曜日, 12月 03, 2006

図工・音楽重視

日本人の表現力に着目して学校の図工・音楽にもっと注力すれば国際競争力がさらに高まるとの提言がなされている。これ面白いと思う。振り返って小学校までではこれらの科目が眼中にあったと思う。中学以降は能力不足・学力向上の前に視野から隠れた分野・無縁の世界に追いやられた。今になって受身の受容力には努力したが自前の創作・実演には体が動かない。もどかしい気もする。中には60の手習いで始める人もいるが特殊例であり多くはその任にあらずと遠慮が先に立つ。これでは文化的貧困から脱却できない。遠慮なくトライする雰囲気が要る。表現力には文字の世界もある。これもサラリーマン諸君は会社での事務文章・定型的文章はいいが個性的・文学的世界は無縁と思っている。文字の持つ複雑広汎深甚な力・言霊の世界が指摘される。鳥の囀りと人間の話言葉との連関を研究する動きもあるという。演説や講演もサラリーマンには無縁の世界・言わざる・聴かざる・見えざるでは人間衰退の一路必至。社会も大衆活力減退・権力者集中の悪しき構造に繋がる。教育問題はことほど左様に重大だ。

N響定期

弘前から直行し聴く。シューマン没後150年記念で3曲・指揮ローター・ツアグロゼク序曲・スケルツオとフィナーレ:ピアノ協奏曲:交響曲4番。ピアノ・ゲルハルト・オピッツ。指揮は達者な棒さばきでシューマンの魅力をアピール。ピアノも説得的好演。開演前の室内楽にバルトークの弦楽四重奏曲6番の一部。ビオラの首指揮店村氏が出た。1939年作という時代背景を窺わせる曲。

土曜日, 12月 02, 2006

水商売

商いにはいろいろある。飽きない・継続こそ力・他方人気の移ろい易さ・水商売。同じことを両面から眺めている可能性あり。飽きない・飽かせない不断の工夫・イノベーション。これがないと顧客信頼を失い人気離散。容色の衰えを芸の高度化とか表現の至芸にシフトするなど。青森で買い込んだ大粒のりんごと特大の大福で満腹。昼過ぎ弘前を発ち五所川原へ。地元企業主催の地域活性化セミナーに参加。講師に三鷹市図書館関幸子館長・花巻市起業化支援センター・佐藤利雄氏そして一橋大学・関満博教授。主催EMS社古川純也社長・父君・東北デバイス・岩雄会長ら地元勢60名余参集盛況。セミナー終了後の交流会で古川社長隣席・親しくお話でき溜飲を下げ得た感あり。辞去した外は霰まじりの雪世界。

水商売

商いにはいろいろある。飽きない・継続こそ力・他方人気の移ろい易さ・水商売。同じことを両面から眺めている可能性あり。飽きない・飽かせない不断の工夫・イノベーション。これがないと顧客信頼を失い人気離散。容色の衰えを芸の高度化とか表現の至芸にシフトするなど。青森で買い込んだ大粒のりんごと特大の大福で満腹。昼過ぎ弘前を発ち五所川原へ。地元企業主催の地域活性化セミナーに参加。講師に三鷹市図書館関幸子館長・花巻市起業化支援センター・佐藤利雄氏そして一橋大学・関満博教授。主催EMS社古川純也社長・父君・東北デバイス・岩雄会長ら地元勢60名余参集盛況。セミナー終了後の交流会で古川社長隣席・親しくお話でき溜飲を下げ得た感あり。辞去した外は霰まじりの雪世界。

金曜日, 12月 01, 2006

東北の12月

流石の寒気。でも東京と同じ動きらしい。盛岡に海外勢オペラ攻勢。グローバル化は地方にも着実浸透。記憶力低下を自認する旧知を昔懐かしいバーに誘いカラオケ挑戦。思いなしか本人記憶力回復の気配。引き籠もりが最大の原因。如何にして脳機能を活性化しぼけ防止を実現するかだ。