日曜日, 12月 10, 2006

善悪・倫理を超えて

歴史は進むことを永井路子氏指摘。人間不安定・不可解のコメントに通ずる。敗戦による皇国史観の崩壊・戦後の歴史書換えに歴史に関心たかまった。そういえば高校の世界史は面白くまた古代日本史も最新の成果を興味深く読んだ覚えがある。高校の図書館にあったウエルズ世界文化史大観をめくって見たりした。東洋史統を借り出して夏休みに読んだ。西域が持て囃される相当前だ。楼蘭もでていた。地名が漢字で表記されていたが皆変わった地名だ。大学で大塚久雄(同氏に岩波新書の宗教改革ありを記憶する)氏直系の松田助教授が西洋経済史を講じていて、独立自営農民の活躍を述べていた。三甫制度 も聞いたが80年代農水省きもいりの欧州農地制度視察の徒次フランスの農地地図にその名残りが鮮明にでていたのを記憶する。美麗な色刷りだった。いま経済合理性追求が関心を集めるが歴史なるものを再読再評価する機会を窺って行きたい。

0 件のコメント: