木曜日, 12月 21, 2006

税調会長辞任

就任間もないのに辞任劇:任命権者の責任が問われる事態に。私生活まではわかるまいからその責任というのも酷な気がするが公職とあればそうならざるを得ない。英国でも米国でも政治家等公職者のスキャンダルは枚挙に暇なし。日本はまだ少ない方かも。それより知事の談合や裏金作りが顕著。企業には相次ぐ不正経理・製品トラブル。失敗学の先生にしっかり指導してもらわなくては。製造業だけでなく公職者の失敗学・内部統制の失敗学が必要。今の日本版SOX法が大変なのは全部主義アプローチだから。失敗蓋然性の高い部分に集中すれば省力化になろうが、そこが解らないから全部やることになる。会計監査だって悉皆調査ではないはず。ただ部分で全体を推し量る統計的・実態的根拠で悩む・そこを内部統制の確からしさで固めるというのがSOX法なのだろうが。トライアンドエラーの世界たらざるをえない。

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