土曜日, 3月 31, 2007
科学する心
できあがった学問を追いかけるだけでは辛い・自分で出来る問題を発見して取り組むことで自分も科学の仕事に加われると思う(小谷元子氏)。そして科学者はこれまで社会に自分の仕事を説明して来なかったとして中少年への啓蒙活動に取り組むという。結構なことだし若手研究者にも貴重な助言だろう。法科大学院が急増し卒業者を法曹界だけでは吸収困難という。公務員や企業の法律関連業務開拓に迫られる実情らしい。法律人材拡充はこれからの方向だろうが現実社会の受け入れ体制も合わせて改革を必要とする。制度設計は閉鎖的・個別的であってはならないということだ。
英米アップ日独ダウン
将来人口見通し。英米は移民受け入れ積極・日独閉鎖的。この差・傾向は文化の差で簡単には変わらないだろう。ドイツから英国へ移住のケースも見られるという。経済発展と移民政策の密接な関係に注目し日本も思い切った外国人受け入れ体制を築く必要があるのではないか。日本人の心性を開かれたものにし活性化を齎し経済成長への格好の刺激剤トなりうるはずだ。
金曜日, 3月 30, 2007
木曜日, 3月 29, 2007
火曜日, 3月 27, 2007
在宅勤務3万人
松下電器が導入とのニュース。遅々として進まないホワイトカラーの生産性アップに一石を投ずる動き。それにはIT活用をもっと真面目に進める必要があるし、業績評価を見直し成果主義に大胆に切り替える必要がある。個人尊重の企業風土への変革を伴わなければ企業体質強化に結びつけられまい。先般姦しかった裁量労働制度導入にもプラスの試みといえる。シャドウライフ尊重も同じ範疇・多用なライフスタイル支援は成熟・人口減社会の活性化に必ず資すると思う。地方空港の国際線自由化という新手が出てきた。EVOLVEする経済社会実現に知恵を絞るべし。中央官庁の天下り禁止・人材バンク導入もEVOLVEする気があれば反対とはなるまい。能登地震は大地震で緊急速報発信できた初めてのケースという。これも前進だ。
月曜日, 3月 26, 2007
日曜日, 3月 25, 2007
北上から花巻・盛岡へ
一夜を北上で過ごし花巻を目指したが盛岡行快速電車であり途中矢巾で下車・取って返し花巻空港へ。昔と違い肌理細かい。待っていると盛岡・日詰を走る上りもある。盛岡中心の都市化進行の現れ。日本の経済犯罪・軽科過ぎるとの指摘。法制度が官僚と裁判官の独占であった反映。経済実態に疎い輩が既存法とのバランスばかりに気を取られて量刑を考えるからそうなる。亜臨界水が産業廃棄物リサイクル・エネルギー化に卓効の由。トウモロコシ・砂糖きびのバアイオ燃料では食糧が心配。花巻空港下車・支援センター佐藤利雄氏訪問。もう7年ものお付き合い。支援センター重鎮。国内各地でも講師でご活躍。入居企業は地元外からも多数。
土曜日, 3月 24, 2007
金曜日, 3月 23, 2007
地域間競争
人口減の歯止めとの指摘;同感。問題は何で勝負するかだ。地域の特性発揮が求められよう。地方選挙の季節到来;この機会にアイデアを競い・マニフェストで論戦を盛り上げて地域づくりが大いに進む構図を期待したい。パスモ早くも100万人利用という。時流に乗ったサービスというべき。日本のドラッグ・ラグ解消が課題との指摘・同感。他方薬害対応の遅れがタミフルで再発。厚生省は重要官庁だがそれに相応しい人材確保が出来ていないのでは。年功序列では激変する健康環境・医療ニーズに答えられないのではないか。保険支払いに定額制導入の動き;膨張医療費抑制に知恵が問われる。医療の質を維持が大前提だから制度設計に知恵が要る。混合診療なども思い切って導入すべし。病院の株式会社化も病院経営改善の妙策だろう。電子化にも全面的に取り組むべし。そこから生まれる雇用吸収力は膨大なはずだ。地域おこしにも著効ありだ。有力な人口減対策になるはずだ。
木曜日, 3月 22, 2007
豊富な話題
築城400年を祝う城が多いという。彦根・熊本など。先日も車窓から彦根・姫路・明石・福山・熊本・白河などを見た。今は東京・大阪などの超高層ビル群。公示地価も全国に上昇気配。バブル卒業といえるのかどうか。中国経済に環境制約との見方。貪欲なエネルギー使用と環境破壊放置はストップがかかるはず。個人情報保護配慮・名簿頒布ストップ。名刺交換で初めて判明。不便だがもどかしい思いもある。多世代・プロエージ;ドイツもシニア層の呼称に頭を悩ます。銀・証・保の垣根まだ高く硬いと都銀懇主張。大型金融業未発達の背景かも。国際的に見れば妥当な主張かも。総合電機によるM&A奏功せず。巨額評価損計上事例目立つ。M&Aは打出の小槌にあらずだ。
水曜日, 3月 21, 2007
火曜日, 3月 20, 2007
イラク政策の行方
進攻して4年その評価は失敗に傾く形勢。米国民も苦慮の体。41兆円もの費用と云千名の人命・イラク人のそれは遥かにそれを上回る。北朝鮮・漸く金融制裁が解かれ、核停止に視線が移る。ナラズ者国家は始末に終えない。こどもと年寄りは似ているという。お互い癒し癒される関係。散歩の効用;コース選定が秘訣かも。東京は不利:でも探せば自分にあったコースが見つかるかも。個人のモチベーションを企業の成果に結びつける経営が雇用安定を齎すという。経営者の姿勢と識見が決めてだ。IT活用の前提に個人間の信頼関係重要との指摘;手段と目的を間違えないこと。
月曜日, 3月 19, 2007
都知事選始まる
4月8日投票という。石原知事の低所得者への特別減税が話題を呼んでいる。都ならではのアイデアかも。それに総務相がヒントを得て消費税の地方への税源譲渡を提唱し財務省に渋面を作らせている。道州制論議が参院選を前に熱を帯びる気配。公務員制度改革も省庁による天下り禁止・人材バンク新設一元化構想が関係者の波紋を呼ぶ。中国の温首相の4月来日にも新時代を予感させる動き。日中がいがみ合っていいことはない。中国の動きに自動車企業によるクライスラー買収構想や航空機国産化まで飛び出す今日だ。日本企業も抱えすぎた子会社を売却し資源の選択と集中を進める動き。このグローバル化の時代にあっては従来路線執着は首を絞めることに直結する。株主総会に利益処分を付議する日本の会社法は基本的欠陥との指摘あり。米国は取締役任免に専心させる法制。検討に値する指摘だ。
日曜日, 3月 18, 2007
寒気残る
久しぶりのデスクワークは2週間の留守もあって処理事項多し。一段落してブログに向かう。webの時代便利な私的関心事発信手段。手紙だと汚い字を気にしながらの執筆・伝達事項が多くなるとどうしても字がぞんざいになる。読まされる方が大変。ワープロ時代から早云十年・ブロウなりメールで瞬時に伝達可能。感謝感激だがその恩恵から無縁の人々も多数。今でも古式ゆかしく状書を送ってくる同級生。ご本人が書くことを楽しんでいる形跡もある。肝心の用件は書状のどこかに潜んでいてその他事項が多岐に渉って展開する。しかし冗長部分を無碍にそぎ落とす危険を指摘する編集工学の先生の記事を読んだ。日本文化の特性に編集による妙ありとの指摘。漢字からカタカナ平仮名を発明した日本人という。オリジナルと並ぶ編集作業という訳だ。中国の台頭はもともと大国が復活しているに過ぎないがどう復活するか。宋時代のような平和・文化・科学:羅針盤・印刷機・火薬の3大発明がこの時代だった由。
土曜日, 3月 17, 2007
西奔東走の2週間
この2週間2つのプロジェクトを連続消化するため、まず九州・熊本・福岡そして次の1週間は仙台滞在で出ずっぱり。前者は奇遇先訪問・後者は東北大主催の医療工学の向け技術者再教育プログラムREDEEMプロエクト実習受講のため。それぞれに満足の行く成果ありと自認。後者では先立つ東京での月1度の出張講義および仙台での5日間の集中講義受講済み。もういっぱしの医療工学通になったはずだがまだまだ序の口。でも一口には言い表せない学習成果ありと思う。どんな分野でもそれが人類社会で確固たる存在理由があるものは押しなべて厳しい先人の努力の成果だろう。学問科学もしかり。謙虚に学ぶことがなければ新規発見も創造性発揮も期待できない。それと学習機会を用意し提供いただいた関係者各位への深甚なる感謝の気持ちが強く蘇る。教育産業の・人材育成のあり方を受講側から理解できた。
土曜日, 3月 10, 2007
金曜日, 3月 09, 2007
木曜日, 3月 08, 2007
医療改革
今や国民的課題。問題は多岐に亘り改革の成否は日本経済に多大の影響を及ぼす。規制産業としては建設・農業・流通・金融に並ぶ重要性を持つ。目下東北大主宰の工学エンジニア対象医工連携再教育プログラムに参加・来週実習受講。先月実習書交付を受け予習指示あり。5日間集中実施。医学部に専用実習設備を持つ・受講者たるもの有り難さに感涙。医療関心は専門家に限らす他部門や個人にも広範囲に広がる。IT関係者は医療歴を巨大データベース化し健康管理や医療技術進歩貢献を目論む。健康書がミリオンセラーで話題になる。特殊保健食品が需要を伸ばし農水省が機能性食品開発に熱心。これら関係者の努力が真に人の健康維持に効果があるのかを冷静に観察する必要がある。人体は複雑で未知の世界が多いのだから。新岩国で岡山行き電車に乗換え。とにかくのんびり中国路を辿る。好天で日差しがまぶしい。開花予報だと東京は18日という。大変な早咲きだ。鹿児島31日とも出ていたが奇異な感じ。でも今回の熊本行きで九州が温暖という先入見は卒業。
火曜日, 3月 06, 2007
中国路を辿る
昨夜東京を発って今倉敷。中国路を辿る機会は少ない。昔大原美術館は行った。先年坂出・廣島・呉を辿った。もっと以前来島大橋を含むしまなみ街道をMTBで走破した。橋ごとに段差がありMTBを担ぎあげるのに往生した記憶あり。今は買い替えて7キロだが前のは13キロ。車中のつれづれなる合間にbusiness Week誌を読む。経営トップの交替記事が目につく。高額報酬と裏腹に成果の出ないCEOはすぐ追い出される。尾道に近づく。これも周遊経験ある風景。電車が瀬戸内海の海岸線に沿って走る。三島着・ここで廣島に向け電車乗換え。しまなみ海道の起点。終点の今治までMTBで1日がかり・暗くなって到着の記憶。内海の島々の風景も記憶に。日差しは早春に相応しく低い山並みが続く心和む風景。三島駅で買った酔心パック・柔らかいい舌触り・これぞ日本酒の感触。本社・三島とある・知らなかった。パックの造りもしっかりしている。直営店は知っているが品物は東京では無理。日本酒の難しいところ。窓外に赤瓦の家々目につく。東国えびすの我が身・まず大阪あと福岡と勤務でき日本認識をまっとうで
きたと今にして思う。
きたと今にして思う。
月曜日, 3月 05, 2007
科学技術立国の難しさ
日本だけがそれを指向しているわけではないところが難しい。今のところ世界一の出願件数を誇る特許だがそれに目をつけ海外勢が公開特許を丹念にトレースして日本を追撃中という。技術流出を警戒しノウハウは出願しない有力先進企業も伝えられている。特許も技術保護の一形態・万能ではないということ。かといって引っ込み思案になってばかりでは勝負にならない。技術の事業化にはいくつもの越えなければならないハードルがある。特許出願はその一里塚にすぎない。
土曜日, 3月 03, 2007
金曜日, 3月 02, 2007
木曜日, 3月 01, 2007
外国語への挑戦
会話もさりながら長文読解が課題だが、一々辞書を引いていたのでは埒が開かない。そこで大意を取る能力が求められる。中国映画に文革で下放し雲南省で子供たちに文字を教えた若者の体験を描いた「孩子王」監督・陳凱歌氏曰く・3000字に及ぶ文字をマスターしないと手紙は書けない。盲目的に党の宣伝文句を書くだけでよいのか云々。文字の持つ重みを描写したという。文字なり外国語なりの持つ意味は大きいがそれは諸国民との交流手段であり自分なりの独自性ある考えを組み立てる素材に過ぎない。かといって言語なしに考えを伝え発表し感化力・影響力を発揮することは不可能。げに恐るべき機能的存在であると思う。
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