土曜日, 3月 10, 2007

仙台へ

朝の雨は北上するにつれ上がった。今黒磯への車中。関西の富豪山本発次郎の絵画・書蒐集業績が日経に紹介されている。前者は佐伯裕三・後者は三輪田米山。後者の筆跡は初めて見た。幕末から明治にかけての伊予・松山の神官の書を高く評価・豪放闊達・超脱無礙・変幻きわまりなしと評した。他に慈雲・寂厳・良寛を賞揚する。中林悟竹は書家の書とし好まずという。書の観賞に示唆的。佐伯裕三画蒐集でも業績あり。その鑑識眼は独特抜群だったようだ。紙面に載った「モランの風景」がいい。

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