木曜日, 3月 01, 2007

外国語への挑戦

会話もさりながら長文読解が課題だが、一々辞書を引いていたのでは埒が開かない。そこで大意を取る能力が求められる。中国映画に文革で下放し雲南省で子供たちに文字を教えた若者の体験を描いた「孩子王」監督・陳凱歌氏曰く・3000字に及ぶ文字をマスターしないと手紙は書けない。盲目的に党の宣伝文句を書くだけでよいのか云々。文字の持つ重みを描写したという。文字なり外国語なりの持つ意味は大きいがそれは諸国民との交流手段であり自分なりの独自性ある考えを組み立てる素材に過ぎない。かといって言語なしに考えを伝え発表し感化力・影響力を発揮することは不可能。げに恐るべき機能的存在であると思う。

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