水曜日, 2月 28, 2007

失われた10年

昨日の東工大国際シンポジウムにおける渡辺千仭教授の講演のうち興味を惹いたのが標記の日本企業社会の停滞がなぜ生じたかの分析。教授によるとIT社会入りに際して日本の固有文化との間で摩擦が引き起こされイノベーションが停滞したことを指摘する。漸く2000年代に入り携帯普及を梃子に再活性化に向かっているとする。企業にもキャノンのようなハイブリッド型の企業革新を実現する向きも現れたとする。これまでもそうだったがIT活用や梃子化の必要はもっともっと強調されていい。政府も情報大航海プロジェクトを走らせ世界の進運に遅れをとるまいと必死だ。個人的にもGoogleのような利便性の高いサービスに馴染んで自己のITリテラシー向上に取り組むべきだ。

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