金曜日, 2月 09, 2007

故宮博物館記念展

80周年記念展「大観」開催中という。台湾渡航の価値高まる。まだ見ぬ台北。北宋の大文物が展示され壮観らしい。とくに書に関心ありだ。瀬戸内晴美氏の日経連載が面白い:往時の文豪との交遊が鮮明に書かれていてその記憶力に脱帽。物語作りの得意技・どうも苦手では文学は無理・せめてブログ・メールが関の山。一文の長さ・40ないし50字との専門家の指南:さもありなん:物語的文章はビジネス世界では困り者:判読負担を招くようでは相手に失礼だ。手書きの時代では気になる悪筆もPC化で肩身が広くなる。でも肉筆も少々悪筆でも味があるというお世辞もあり得る。小学生のように真面目な文字と三島由紀夫からの手紙を瀬戸内女史がコメントしていた。文学素養貧弱ながらどこかで読んだ覚えのある上田秋声と現代中国の莫言・作品と相通ずる情景描写を想起する。怪談風なところがそう思わせる。

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