日曜日, 12月 17, 2006

産業廃棄物

産業廃棄物にもいろいろあって、大企業に就職して定年まで勤め上げたはいいが、退職した途端に動きがとれず;これ三田誠宏氏に言わせれば産業廃棄物。辛らつナコメントだが実態を表わす。そうならないためのそれまでの自己陶冶を忘れるとある日気がついて呆然となる。現役時代から勤務先に埋没することのない心がけを必要とするがサラリーマン社会に慣れ親しむとリスクをとろうとしなくなる。周囲の抵抗もある。徐々に労働市場に流動性を高め転職自由な環境を政策的に作り出すべき。待遇面の配慮も要る。硬直的労働者保護的法制も見直すべき。人口減少社会では労働供給がタイトになり円滑な労働移動が企業にとってもメリットになる。労働分配率も長い目でみれば改善の方向だろう。景気回復を確実なものにしつつ多方面に存在するに違いない改革課題と地道に取り組んでいかなければならない。

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