金曜日, 11月 03, 2006

ジャクソン・ポラック

同氏の絵画が163億円で取引され有史以来の絵画高額取引と紹介されている。アクション・ペインティングの技法で有名な米国現代画家(1912~1956)。その一作品が往時在職した勤務先の役員会議室に掲げられていて目にしたことがある。横長の数メートルもの長さで、塗料をしたたらせた黒一色の鮮烈な印象だった。現代書道に通ずるような気がしていたが、記号的要素はなかった。その後のこの作品の運命は知らずだ。バブル最盛期に購入されその崩壊とともにどこかに処分売却されたと思う。バブルの翻弄に怒りがこみ上げるが、そんな一こまもバブルの遺産だ。

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