水曜日, 11月 29, 2006

国際分業

日本の未来を占うキーワード:国際分業。これを意識的に受身ではなく取り組んでいけるかがポイントだ。狭い国境意識に囚われていては未来は暗い。昨晩ニクラウス・アーノンクール指揮ウィーンフィルによるモーツアルト交響曲39・40・41番日本公演録画を視聴する。今評判のピリオド奏法の創始者。解説にビブラート排除・奏法(アーティキュレーション)・リズムの3点で 特異的との指摘が述べられそれを念頭に3曲立て続けの名演を満喫する。
世界を代表する管弦楽団・国際分業の大事例・N響も先日ロジャー・ノリントン指揮で39番を披露した。たちまちこの奏法取り込んだのは流石。若手ハーディングもマーラー・ユーゲント管弦楽団でこの奏法によるモーツアルト・ブラームスを披露した。21世紀に相応しい新潮流誕生だ。加えて現代音楽や現代美術が元気になるといい。先日の福武総一郎氏の講演で現代美術の効用を語っていた。その専門美術館を瀬戸内海の公害の島・直島に建設・世界中に評判浸透の様子。武満徹音楽の受容も世界的現象らしいし、NHKで毎週日曜日解説を作曲家の西村氏がやっている。聴いているとだんだん身近に感じられるようになる。

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