水曜日, 8月 08, 2007

コメ栽培見直し論

コメ優位のアジア農業にとってバイオエネルギー貢献が果たせない雲行きを前に高収量品種導入により安価ナコメを増産しコメバイオを推進して、農業活性化を図れとの提言を読む。まことに時宜を得た識見と思う。現にとうもろこしからのエタノール生産でで米国農業が色めきたっている。グリーン・ゴールドの時代到来だが食糧供給に固執する愚は避けたい。地球温暖化は農業には追い風のはずだ。累増するCO2でバイオエネルギーを提供する。コメ品種改良にとどまらず砂漠緑地化によるエネルギー源創出構想もささやかれているはず。関係筋の有する技術蓄積はそれらを実現できるものになっているのではないか。枝葉末節に囚われず世界の求めに応じた広い視野からの研究開発が脚光を浴びるようになってもらいたい。

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