金曜日, 8月 03, 2007

政権交代可能政治と政局再編

参院選余波の振動続く。参院制度の問題点よりもはからずも露呈した与党政府批判の発信源として今回選挙は換えがたい一石を投じた。考えてみれば戦前の貴族院以来の伝統的存在・はからずも政治意思集約に大きな役割を持ちうることを立証した。かといって現状是認というわけではない。衆院との役割分担は見直し必要だろう。しかしこうなって見ると衆院多数も危ういものだ。空洞化が進行している気配ありだ。衆院議員諸公も気が気ではないはず。抵抗勢力を排除して気勢を上げたのもつかの間の夢。政治力学をしっかり見据えて誤りなき対応と大政治では2大政党へのとうとうたる流れの中で派閥次元の発想を脱却し政権交代を前提とした政治的競争に骨身を削るべし。ますます政治家は大変な商売になってきた。

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