日曜日, 4月 06, 2008

ジュゼッペ・デステファーノ

イタリア名テノールの40-60年代の録音を聴く(21生まれ最近歿)。ビゼー・プッチーニ・ドニゼッティ・ベルディ・レオンカバルロ・マスカーニ・ジョルダーノ・ナポリ民謡など絶唱。朝の能は観世流「西行桜」世阿弥作らしい。今の季節に相応しく且つ西行の桜を詠んだ和歌を軸に和漢朗詠集からの引用や老境境の感懐なども盛り込まれ格調高い曲。「誰かがいたような気がしたけれども本当をいうと誰もいなかったようだ」(デュラス)先日雨風を避け出掛けるのを差し控えた井の頭公園観桜へ。気温あがり陽の光りが眩しい。公園はもう散りかけ・ながら池中央の橋の上から眺める水辺と両岸の桜風景は雰囲気十分。風も寒風ならず。水面を行くおわんボート・足踏みボート乗り手は思い思いに走行を楽しむ・・桜の下の大宴会など興醒め・近寄らないで引き上げる・春宵一刻値千金。

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