火曜日, 4月 15, 2008

季節は移る

柳の緑・木々の緑・八重桜も都内諸所に今盛りの趣。先日のチョンミュンフンのブルックナーは熱演だった。それこそ精神性を強調した好演。本番も聴いたがテレヒ録画で改めて感心。このところ折角の録画録音を積み上げるだけでじっくり聴く時間がない。書籍も似た状況・購入意欲先行積読型になっている。思い立って昔買ってバックナンバーの欠落している集英社の図説・日本の古典をAMAZONで調べたら中古本で埋められることが判り幾ばくか発注・すぐ配達を受けたが点検不良で河出書房の日本の古典が紛れ込んでいた。これ返本予定。こういう文化財を消化する時間を作らなければならない;Business Week誌は積読回避優先・暇を見つけては読んでいる。和紙なら項目を辿るで概要つかめるが英語はどうしても逐語読みにならざるを得ないので時間を食う。米サブプライム禍拡散の一因に保証機間の介在進出があったという。手堅い政府系債券保証機関だったのが住宅分野に進出・不良貸し出し隠蔽効果を齎した。金融機能制度は本来人為的゙性格を有するとは昔斉藤仁先生の農業金融論でよく聞かされた話し。政治経済全般が人為的制度であるだけ問題も姿を変え内実を変えて現れる。関与する人々の性格品性も影響する。自然科学と人文科学の差異だ。

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