火曜日, 9月 04, 2007

釜石へ

仙台から戻り北上・花巻経由釜石行き。曇天。花巻駅に銀河ドリームライン釜石線の表示。ホームに鹿(しし)踊りの実物大人形。駅そばも個性的風味・なにしろ宮沢賢治の里・温泉と合わせ年200万観光客を集める。こども達が大勢先生に引率され乗ってくる・写生遠足らしい。胸章によると2年生・学校に戻って給食をとると言っている。今も昔も変わらぬこども・自分のそのころを思い出す。昭和15年の横須賀・盛岡から移って2年目・校庭を走る回っていた記憶しかない。このころのこどもは皆個性的でチャーミング・憎たらしいのは皆無・どこで違ってしまうのか。2つ目の駅で降りてゆき静けさ戻る。往時岩手軽便鉄道・結構スピードを出す・銀河鉄道の夜の舞台・賢治にあやかり駅名にエスペラント表記。山並みと水田続く。萬長五郎の出た土沢。地ビールの宮守・民話の遠野・早池峰山登山口。清流・猿が石川。宮守駅を過ぎた辺りに架かる跨線橋が賢治の銀河ドリームを触発したのではなかったか。空が晴れ青空と陽光と。列車の右手をトンネル開通した高速道が走る。列車はやがて北上山地にかかる・仙人峠のトンネル群・戦中すでに開削ずみでSL
が煤煙の中を走っていた。山中の上有住駅近傍に鍾乳洞あり・結構大規模。山中は霧一面に覆われる。峠の東側は曇天・霧・天候一変。釜石の旧知・駅頭に・友遠方より来たるあり云々を地で行く邂合。

0 件のコメント: