土曜日, 9月 22, 2007

ケミカル・ジェネティクス

化学遺伝学なる新分野があるそうだ。化学物質を片端から遺伝子に働きかけ有用物質を探索するとう。先日のBIOJAPAN2007も充実したイベントで啓蒙的だった。バイオはどう見ても明日の世界を切り開く重要分野だが日本の取り組みは諸外国に比べ見劣りしているらしい。公的支出もアメリカのNIHなど年間3兆円・日本3000億。基礎研究もさりながら臨床関連研究が手薄・人口比較では遜色ない医学関係者だが病院に殺到する患者応接に忙殺され研究が疎かになっているという。入院期間も長期放置。イノベーション取り組みでは最近の英国・担当官庁を再編し経済・文部関連官庁から科学技術分野を分離集中・一元化する新組織を作ったという。日本の縦割り・無駄・非効率行政は猛省と抜本的改革を求められている。天下りの温床作りに憂き身をやつしている官僚体制が元凶だ。

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