月曜日, 6月 18, 2007

日本経済の復活

失われ死に体だった日本経済・ここへきて粘り腰の回復基調の気配。米国経済も住宅不況ものかわ再浮上の模様。社保庁データ問題など戦後後遺症の不始末対策もあるが、中印・CLV急成長を軸にアジア経済も堅調推移。本腰を据えて21世紀世界構築に邁進すべきときだろう。造船の中国進出も注目;遅ればせながら一国経済の枠を超え世界需要対応に視座を定めて着実前進が望まれる。それにつけても環境問題対応は否応なしだが果たして低炭素社会は技術的に構築可能なのか。海中固定技術など否応なく排出されるCO2を一方では封じ込めるシステムは実現できるのか。バイオエネルギーが脚光を浴びる一方食糧価格高騰で社会不安を助長するジレンマ。低炭素社会は低エネルギー社会でなければなるまいが。環境負荷の相対的低減はできても総量削減が果たして可能なのか。知恵と工夫・イノベーションの行方に固唾を呑む思いだ。

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