水曜日, 7月 04, 2007

三層構造

Braudel,Fernandの示した歴史認識だが、川勝平太氏は言い換えて・序破急・とされた。このアプローチは有効で先日も榊原英資氏の講演はこれを構造・循環・個別テーマ・同氏の場合は為替をここで取り上げていた。これが新聞・雑誌記事では結論・まとめを先行させ詳細説明が後続する。これでは物語にはならない。記事と物語とでは異質の表現形態だが現代人は多忙につき悠長な大河小説には馴染みがないだろう。シニア期に入り時間に余裕ができたとき物語や浩瀚な歴史書を紐解き来し方行く末に思いをめぐらすのも一興ではないか。

0 件のコメント: