月曜日, 7月 30, 2007

金融立国

資本・金融市場を整備して世界に通用する競争力のある金融センター構築構想がある。失われた10年の停滞の間にグローバル化が進展し欧米先進国に加えて外貨・資本蓄積を果たしつつある新興国群が登場し資源・労働力にものを言わせて経済・金融力を強めている。不良債権整理に明け暮れて漸く国外に打ってでようという日本勢の劣勢は明らか。なまじ世界2位の規模を有するだけ大胆な改革が出来ないでいるもどかしい現状だ。国益を守り現状打破に打ってでる強力な政治的指導者の出現不可欠の現段階だが先般の参院選がその契機になるのか。有権者の切実な改革進展要請を敏感に取り込み政治的リーダーシップを発揮できる人材を輩出させるか政治家集団の鼎の軽重が問われている。

0 件のコメント: